Mary's Bloodのライブ映像を観た。
Mary's Bloodの、前の所属レコード会社なのかな?がリリースした2015〜2016年に掛けて行ったツアーファイナルのライブDVDを購入して観ました。
実際に行ってはいないので、編集でカットしたのか分からないけど、MCは一回きりで、
超絶技巧メンバーによる怒涛の演奏が繰り広げられていた!!
最初はYouTubeで、ギターのSAKIさんがNAONのYAONでズッコケた動画が表示されて、
可愛いし胸も…だし、
でもギターのテクニックが物凄くて、
こんな可愛い女の子がこんな凄い技術で、
ステージングも良くて、
男顔負け、というと変だな。
楽器が身近という事では、元々、クラシックだけど女性の方が習い事としてやってるのが多かったろうし、
特にギターテクニックは、女性の方が手先が器用なのに、
なんでテクニカル系の女子ギタリストが少ないんだろ?!
と、ずっと疑問に思っていただけに、
前の投稿にも書いた様に、嬢メタルがブームになって、
女子のメタルバンドが普通になっているので…
自分は随分ライブハウスに行ってないし、
やはり今でも基本、洋楽ファンだし、
自分がYouTube用に買うCDも日本の往年の歌謡曲だったりするので、
現在のメタルシーンというものを知らなかった、というのがあり、
その前にAKBグループを中心とした女性アイドルグループ全盛だったけど、
自分はギターが主だけど、楽器の上手い女子に個人的に惹かれる、魅力を感じるので、ダンスがどうこうよりも(例のバブリーダンスとかは凄い!!と思うし大好きだけど)、つまり、アイドルブームは楽曲の良さには注目していたけど、
誰それのファン、というのは無かった。
追記したら文脈が読みにくくなったけど…
例えば生き方諸々勉強させて頂いている、リスペクトしている、ケリー・サイモンさんのライブに行ったら、それがツーマンライブで、
トリを務めたD_driveのYUKIさんなんて、
バレエから怪我で転向してギターを始めて、
今や美し過ぎる女性ギタリストNo. 1だと自分は思っているけど、
彼女のグループはインストメタルで、プログレ要素が強く感じて、
ちょっと個人的に、音楽性があまり乗れない…
でも、インスタとかにギターソロのデモンストレーションを上げていて、
それを聴くとかなり心地よいグルーヴがあるから、もう少しバンド自体の音楽性がポップ寄りというか、キャッチーだったらな…と「個人的に」思います。
音楽性でいえば、Mary's Bloodは完璧に良くて、ステージングもボーカルのEYEさんとギターのSAKIさんが目立っていて、華があって、
かなり良いのです。
で、終わりの頃になると、また、曲のイメージでEYEさんが静かに俯いてたりすると、
何故か切なくなった。
このバンドの雰囲気を作り上げているのは、
声量もボーカル技術も、それこそ世界レベルの彼女の醸し出すものなのかもなあと…
このバンドに注目するキッカケとなったギターのSAKIさんは、YouTubeで聴く限りでは感じなかったけど、自分が大好きな、マーティー・フリードマンの、あの唯一無二のチョーキングに近いチョーキングを聴かせていて、驚いた。
そして、wikiにもあったけど、SAKIさんは速弾きが得意で(メタルギタリストは全員そうだと思うけど 笑)スティーヴ・ヴァイや、それ以降のスウィープを多用するギタリストと違い、タッピングを効果的に使い、速弾きも力強い。メタルの速弾きは時代の流れもあるにせよ、個人的にはやはり、ゲイリー・ムーアみたいに、力強く弾く方が好きだし、勢いがあって効果的だ、それこそが、ロックだと思います。
そこは好みにもよるのだけど。
で、Mary's Bloodは、曲の世界観を大事にするバンドだなという印象で、
現代、資本主義社会では「売れたら勝ち」という価値観が常識となり過ぎていて、日常社会でも、道徳どこいった?状態なだけに、
世界観を構築する為の技術、高レベルの技術あってこそ表現出来る世界観を醸し出す彼女達、ホンモノだ!!と感じました。
GLAYのライブも実際に足を運んだ事は無いけど、いくつか大きなイベントライブでの映像を観たけど、
良いライブ程、何故だかセンチメンタルな気持ちになった事をも思い出した。
容姿重視の風潮で、自分もMary's Bloodに惹かれたキッカケは容姿と魅力的なステージングだったのだけど、
エンターテイメントは、技術も勿論鍛錬が必要だし、センスも重要だし、
だから、
単に美人でスタイル良い若い女子がインスタにエロ可愛い画像なり動画なり上げていても、これまでは
「エエやんけー」
と思っていた、単なる助平なおっさんだったけど、
Mary's Bloodみたいな、まさに
「本物」
全てを兼ね備えた今の若い女の子達が努力精進して頑張っているのを観たら、
時代に、現代日本に、絶望感しか持ってなかったのだけど、
希望が湧いてきました。
自分も頑張ろう。
そして、男に媚びてチェキの売り上げで飯を食う様なアイドル全盛時代は異常だったと思う。
男のファンにとっても、アイドル以外の女性達にとっても不幸せな時代、人権意識を遅れさせたムーブメントだった様に思います。
そんな中、改めて心機一転する程に、やる気諸々ポジティブな気持ちを与えてくれて、Mary's Bloodありがとう。
そして、百匹目の猿現象じゃないけど、彼女達を観て、
「私にも出来る!」
と思って、実際難なく楽器をやれてしまう、更に若い世代というのが生まれ、そうやって先人が越えた「ハードル」を物ともせずにクリアー出来るので、文化というものは、その様に進歩してきたので、
Mary's Bloodに限らず、これまで男だけのものだったメタルや超絶ギターテクニシャンが続いて欲しいし、エレキギターもヘビーメタルも、まだまだ伸び代があるのを目の当たりにして嬉しかったし、彼女達には、新しい時代を切り開き、世界的なビッグなバンドになって欲しいと思いました。
女性のエンタメ人というと、自分もそれで最初に惹かれたので、恥ずかしいけど、容姿という要素があるけど、
それ抜きにしても全然完璧なまでに紛い物でない「本物」の実力派である彼女達や、他はまだ開拓してないけど、音楽の専門学校で学ぶ子達が超絶技巧を身につけて活躍してるので、そういった実力派バンドやアーティストこそ、応援しがいありそうだとも思います。
容姿はメイクでなんとでもなるのだし、べつに、整形外科を儲けさせる必要はない、実力あって、容姿はそのずっとずっと後に来るのが本筋なのだから。
容姿で騒ぐのはやめようよ。
とはいえ、Mary's Bloodも容姿端麗というか、セクシーだったり可愛かったり、つまり魅力的なのは勿論だけど…書き方が難しい。
世界で活躍出来る、圧倒的技術力を、うら若き彼女達が持っている事こそ、時代の変化、進化を思った次第なのです。
追記・で、最近は日々、YouTubeでガールズメタルバンドを見つけては、
日本の女子プレイヤーすげー!!
となってるけど、海外の有名男性ギタリストよりも日本の若い女の子の方が断然テクニックある気がしている。
前にも書いた様に、元々「女性の方が指先が器用」だから、です。
で、無事に正式に「令和」となった日の夜に見つけた「アイアンバニー」は、ラジオ番組の企画による、オーディションで選ばれた三人の子供と言っていい女の子の歌い手と、謎のサイボーグ超絶ギタリストによるバンドなのだけど、
三人の女の子ボーカリストによるハモり、ハーモニーが良い!!
個人的に注目していきたいです。
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