見出し画像

ミライース(DBA-LA300S)のアイドリングストップを解除(キャンセル)する


はじめに


この記事ではミライースのアイドリングストップをキャンセルする方法を紹介しています。


ボンネットセンサーのちょっとした加工で簡単に解除できたので、お金をかけたくない方や自分で加工するのが好きな方は是非挑戦してみて下さい。


ちなみに市販のキャンセラーはコネクターに割り込ませるだけで簡単に解除できるのでお手軽ですが、ちょっとお値段がかかりますね。

解除できるなら多少お金がかかっても良いという方や、加工が面倒臭いという方はのような市販のもので簡単にキャンセルできます。

アイドリングストップとは


アイドリングストップとは信号待ちなどで車を一時停止させた際、自動的にエンジンがストップする機能の事を言います。燃費に優れ、環境にも良いとされていますが、実際のユーザーにはあまり評判の良い物ではありません。


燃費の向上も見込めるらしいですが、昔読んだ何かの記事で7秒以上停止しないと逆に燃費が悪くなるなんて事も書いてありました。


セルモーターを頻繁に作動させる必要があるので、バッテリーも少々高価なものになっています。


駐車場、一時停止の交差点等いろいろな場所で予想外のエンジンストップをすると、一瞬の出遅れや動作がギクシャクしたりしてあまり気持ちのいい物ではありません。


特にこのミライースと言う車、信号などで走行中徐々にスピードを落として止まる時、完全停止する前にエンジンストップする(他車種にもあるかも)極悪仕様で、ドライバーをイラつかせる要因の一つになっています。


ボンネット開閉センサーなら、ほぼ0円で超簡単


実際に自分ではどのように制御されているのかわからなかったので、色々調べてみたらボンネット開閉センサーを誤動作させる事で解除されるらしいと言う事がわかりました。


他にも制御回路に割り込ませるアイドリングストップキャンセラーというものも市販されていますが、とてもお高いので自分でやってみることにしました。


ボンネットのセンサーならこの辺にあるんだろうと言う事で、早速ボンネットを開けてコネクターを探します。


ミライースコネクターの場所
ミライースコネクターの場所


このグリルカバーの裏側にあります 


ボンネットを開けただけでは見えないところにコネクターがありました。


丁度ボンネット開閉ロックがあるカバーの裏側あたりに隠れています。


コネクターを抜く


次にコネクターを抜きます。ミライースでは加工が必要ですが、他車種ではコネクターを抜くだけでキャンセルされるものもあるらしいです)


コネクターのオス側(センサー側)はステーに固定されているので一度外した方が持ちやすいですが、外すのが面倒なのでそのままでも作業可能です。


コネクターにはツメがあり抜けないようになっています。


メスコネクター側をツメが開くように指で押しながら引っ張って抜きます。


ミライースボンネットコネクター処理
ミライースボンネットコネクター処理


無事に抜けたので念のためオスコネクター(センサー側)はビニールテープで保護しておきます。


配線処理


次にメスコネクター側(車内に伸びているケーブル)に配線をします。


太さ1mmくらいのケーブルを用意します。私は仕事柄、社内のゴミ箱から調達出来ましたが、無い方はホームセンターやパーツ量販店などで自動車配線用として数m300円くらいで売っています。

ただ、使用するのは5cmくらいなのでちょっともったいないですね。


次に5cmくらいのケーブルの両端を2~3mm剥いてメスコネクターに差し込みます。


メスコネクターを短絡させるだけで良いので、圧着端子のような特殊な加工は必要ありません。


ボンネットコネクター配線処理
ボンネットコネクター配線処理

雑ですみません

あまり細すぎるケーブルだと接触不良になるかもしれないので気を付けて下さい。


差し込んだだけだと振動で抜けてしまうのでビニールテープで固定&保護します。


ボンネットコネクター処理2
ボンネットコネクター処理2


こんな感じで処理はOKです。


あまりブラブラしないようにインシュロックなどで固定しても良いと思います。


あとはボンネットを締めて終了です。


動作確認


ミライースパネル表示
ミライースパネル表示

汚くてすみません

エンジンをかけてもecoIDLEの表示は消灯しています。


この状態でON OFF切り替えスイッチは押しても反応しないはずです。


メーター上部もオレンジのままです。


これでアイドリングストップは常時OFFの状態になっていますが、念のためエンジンが温まるくらい走行して、一時停止などでエンジンがストップしないか確認してください。


もしアイドリングストップが解除されていない場合、配線の抜け等があるかもしれないので、もう一度確認してください。


最後に


今回はボンネットセンサーの加工でアイドリングストップを解除してみました。


配線材料さえあれば特に難しくないので、とてもオススメな解除方法だと思います。


私はこの状態で数か月経ちますが、雑な作業にもかかわらず何も問題は出ていません。


気になる車検ですが何も指摘はされませんでした。


しかし、お住いの地域や車検担当者によってどうなるかわからないので、念のため自己責任でお願いします。


おすすめ


他にもミライースのオススメを紹介しています。


良かったら見ていってください。


https://yoshiou.com/car-2/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?