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UI/UXの学びメモ2

色彩

日本と欧米の色彩感覚の違い

  • 日本:鮮やかな色使い、色の対比で美しさを表現

  • 欧米:トーンが落ち着いている、明暗差(彩度)で表現

文化的背景と色彩感覚

  • 日本:高湿度、木造建築、豊富な自然光

  • 欧米:低湿度、石造建築、比較的少ない自然光

地理的要因と色彩

  • 緯度と光による色の見え方の変化

ブランドカラーの地域差

  • YahooやMerucariの例

色彩の基本理論

色彩モデル

  1. RGB:Web用途

  2. CMYK:印刷用途

  3. HSB (HSV):色相、彩度、明度

  4. HSL:HSBと類似、輝度(Lightness)を使用

色彩調整のテクニック

  • 輝度の全体的調整(例:10%上げる/下げる)

  • 色相が異なる配色でも、明度・彩度・輝度を揃えると調和する

  • トーンマナ(トーンマナー)の活用

色彩ツールとリソース

  • PCCSトーンマップ

  • COOLORSなどのオンラインツール

色彩の知覚と心理

色彩の錯視

  • 隣接する色による見え方の変化

  • ChromeロゴやGoogleロゴの工夫

自然界の色彩原理

  • 黄色が他の色より明るい傾向

  • 色は現象であり、補色は響き合う

色彩のイメージと印象

  • ビジネス向け:青色

  • 暖色系:幼い印象

プロダクトデザインにおける色彩の役割

色彩の意味レベル

  • Level 0:色単体では意味を持たない

  • Level 1-5:コンポーネントに内在して意味を持つ

プロダクトカラー定義のメリット

  • 業務アプリケーションでの色彩の役割明確化

  • ユーザーの学習コスト削減

色彩とユーザビリティ

  • テキストの可読性確保

  • 背景色とテキストのコントラスト比(通常7:1以上、大きい文字は4.5:1以上)

デザインシステムにおける色彩戦略

色彩パレットの構築

  • 多様な色彩オプションの準備

  • 使用頻度の低い色に対する命名の工夫

ブランドカラーの適切な使用

  • 文字への使用を避け、視認性を確保

一貫性と調和

  • Airbnbの例:テーマカラーの彩度統一

つづく


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