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ネコの中のネコはやっぱりネコ

虎に翼(読み)とらにつばさ
ただでさえ威力の備わっているものがさらに威力を加えること。鬼に金棒。虎に角。


ネコ(猫)とは、狭義にはネコ目(食肉目)- ネコ亜目- ネコ科- ネコ亜科- ネコ属に分類される小型哺乳類であるイエネコ(学名:Felis silvestris catus)の通称である。

トラ(虎、Panthera tigris)は、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。
ライオン(獅、Panthera leo)は、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類

トラもライオンもネコ科であるが、ネコ目(食肉目)- ネコ亜目- ネコ科- ネコ亜科- ネコ属のネコこそがネコの中のネコなのだ!

なのだ!!

そのネコが翼よりも強力なジェット推進力を手に入れたら…
そこで考えたのが

ネコニジェットだ!!

このネコニジェットを実現させるためには俺的絶対必要なキャラクターがいる。それが『アトムキャット』だ。
※実際のタイトルは「ア・トムキャット」(アとトの間に中黒が入っている)1986年7月から1987年2月に「ニコニココミック」(世界文化社)において連載された手塚治虫の漫画作品で、俺は単行本を所有している。

これがアトムキャットだ。

この空を飛ぶことのできるネコから着想を得たが、それを具現化するにはまずは手塚プロの了承を得なければならない。そこでさっそく手塚プロにお邪魔してご相談をさせていただいた結果、諸々の条件はあるが基本的には快諾をいただいた。
ありがとうございます!
なんでもやってみるもんだね!

すぐにデザインの打ち合わせに入る。アトムキャットは鉄腕アトムと同じく足の裏にジェットが付いているので、これを翼にできないかと相談したところ、さらに同じく手塚作品である『ロップくん』の翼を組み合わせることで「ネコニジェット」を完成させたのだ!
※「アトムキャット」は翼がなくても最初から飛べるやんけ!とかいう無粋なツッコミは一切受け付けない。

キャラクターデザインが出来上がった所で次はロゴのデザイン。
往年の手塚作品のタイトルロゴが大好きなのでそれをモチーフに打ち合わせを重ねデザインを詰めていく。

俺のラフ過ぎるデザインを毎回整えてくれる
スタッフには頭が下がります。
そしてそれを具現化してくれたデザイナーさんに感謝。

キャラデザイン、ロゴデザインが完成した所で次はどんなグッズにするのか?

そうそう、言い忘れたがこれは獅子に翼をやることが決まった直後から始めたグッズ製作大河ドラマなのだ。

やっと完成したこのデザインを一番活かせるグッズは何か?
悩みに悩み、考えに考えたのが「フードタオル」だ!!

ざっくりと配置してイメージを固めていく。
俺の手書きデザインは味があり過ぎるので
見せられない。
今回、手塚プロ以外でご協力いただいた
デザイナーのオサカさんと綿密な打ち合わせ。
いくつかロゴ案も頂き何度も
データのやり取りをしました。

まず、ざっくりとしたデッサンから始まり、少しずつ俺の頭の中のイメージを固め、デザイナーさんと打ち合わせてから果てしないデータのやり取り…。
そして出来上がったのがこれだっ!!

ネコニジェット!?フードタオル

どうだ!まいったか!
ギャフン!か?ギャフン!!なのか!?
えっへん。


物凄く大変な作業で、デザイナーさん、スタッフには多大な苦労をかけましたが、それがあってのこの完成度。しかも、このブランケットにもなる生地が手触りバツグンで吸水性もバッチリ。
手塚プロの監修も受け、大満足の逸品になりました。

羽織ったときにスカジャンみたいに胸にアトムキャットがくるようにしたのさ。
背中にはロゴがバーンときます。

折角のデザインなので、今回は他にもグッズを作りましたよ。

詳細はまた後日!

ネコツバグッズ各種
手塚プロからいただきました。
打ち合わせの時からすごく良くしてくださって感謝しかありません。
あのショールームにネコニジェットを並べてもらえたら光栄です。
今回ご協力いただいたデザイナー・オサカさんからの頂き物。
実はオサカさんも大の手塚ファン。
おかげで、俺のやりたいことが的確に伝わったので大変ながらもスムーズに作業は進みました。ありがとうございました。


あ、言い忘れてたけど、ネコツバグッズ以外もあるのでお楽しみに!

みなさんのお気持ちは毛玉と俺の健全な育成のために使われます。