私のことと昨日のことと思うことと。

昨日Twitterでワーワー言っちゃった勢いで書きました。
勢い任せにいっぱい書いちゃったので途中から有料です。

顔出しせず、見たい人が全員見られる、従来のチケット代と同程度の価格で販売できるように。お客さんにとって限りなく劇場と近い形でやりたいなーと思ってます。 https://t.co/sRndaK4hup

— 吉岡[構成作家] (@d10u0h) May 5, 2020

昨日たくさんいいねをいただいたこのことについての思いだったり
現状への吐き出しだったりなのでご興味あれば。

私は構成作家という身分でして、お笑いの舞台裏で活動しております。
皆さまご存じの通り数ヶ月前からパタリと全てがなくなりました。

それならばと有志で集まって中止になったライブを配信で届けてみたり。
集まるのもダメだと言われたらすぐさまZoomに課金したり。

わずかに足掻いてみたものの、私には少しばかりパソコンの知識がある程度で
他は舞台の仕事に全振りしてきたので正直お手上げ状態なんです。

そんな折りに始まった吉本興業の配信企画。
Zoomを最大限活用して、お客さんと芸人が直接触れ合える。
少人数で濃いお話だったり授業だったり。
すごい量のリターンが発生しては即完売。
時代ですよね。すごい。

と同時に思うことがあって呟いたのがこちら。

現状のシルクハットシステムも斬新で需要のあるサービスだし、今後も続けば良いと思う。

ただ従来の楽しみ方とは全く違うものだと感じているので、別のやり方も提案・実行していきたい。
双方なるべくストレスないやり方。

— 吉岡[構成作家] (@d10u0h) May 5, 2020

私もこの職業に就く前は月にうん十回（1日何本も観るので）とお笑いライブに通う人でした。
だから知ってるんです。お笑いファンには２種類いて、これに参加できるファンとできないファンがいることを。
どちらが良い悪いではなく、そういうもんなんですよね。
あ、私は後者です。後者の最後尾。

そもそもお笑いライブに限らず舞台全般は（例外ももちろんありますが）
日常とは別の世界を楽しむものだと思っています。私は。

私もまた、数多ある客席の一つに身を埋め舞台上で広がる世界に意識を委ねて笑ったり泣いたり初めて生まれる感情が芽生えゆくのを感じるのが好きでした。

その楽しみ方を奪われている現在、同じ楽しみ方ができるコンテンツは
吉本からは発生してないなと感じている、っていうのが今回の前振りです。ブレたブレた。
（もちろん個々の発信では多数あります。YouTubeってすごい！）