春告鳥にさよなら


『春告鳥にさよなら』

作詞:吉岡果南
作曲:ari


目が覚めてしまえば 君はもういなくて
カーテンの木漏れ日 過ぎた日を数えてた
夢の中の君は なんて言ってたっけ
思い出せないまま 何故か泣きそうだよ

春のざわめきも夏の眩しさも
君との記憶ばかりで

溢れたのが恋と気が付いてしまっては
見えぬ淋しさつぼみが実る
こんなに苦しいなら知りたくなかったよ
君の名前なぞって


わざと意地悪して 気持ち試していた
前髪の向こうは どんな顔してたの

秋の静寂も冬のきらめきも
過ぎた時には遅くて

何度、季節巡っても 欲しい言葉ひとつ
叶わないなら言わないで欲しい
風に吹かれてるはにかんだ横顔
いつまで思い出せる?

部屋の隅、残り香にそっと息を飲んで
帰りたくない指先触れた
何度も握っては離した手のひらに
君の熱が消えない

幸せになっていて
君の優しさはもう 私の為じゃなくて良いから
きっともう誰かの君を忘れるまで
想い続けたいだけ

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