moon river


moon river/燎-kagari-
作曲:オガワラカズキ
作詞:吉岡果南


黄昏の色は何色 始まりの日
駆け足で通り過ぎた影を 追いかけて

亡骸は何処へ それは誰かの記憶の中に
亡骸は何処へ 手放した明日の中に

向こう岸に立っている自分に語りかけ
陰に彼岸の花は咲き 想い出だけせせらぐ夢

moon river 君と過ごした最期の日々は
僅かに軋む ネオン散りばめられて
欲望渦巻いた世界の片隅でさえ確かにあった
忘れられなくても許してほしい


空蝉に映る陽だまり 最後の日に
覚束ずさらわれた影ごと 消え去った

亡骸は何処へ 辿り着くこの場所で散りゆく
亡骸は何処へ どうか忘れずいてほしい

賽の河原で嘆き 静寂に問いかけ
両手伸ばし掬われ落ち 水の音が響き渡る

moon river 君と過ごした最期の日々は
今でもここで 喉元に苦く残っている
ならどうか深淵までついてきて今更君を
取り戻せるわけなどないのに

葬いの時に気づく
積み上げた後悔を数えて
沈んでく笑いながら
幸せな日々思い出して
moon river
moon river
永遠に渡る


公式通販にてCD好評発売中でございます。


10/16に目黒鹿鳴館にて行われたワンマンライブにてお披露目された曲です。
追われて追われて何も手につかずに毎日ベランダで寝転んで死んでいました(関係者の方々すみません…)
親より先に死ぬと、親不孝者として賽の河原で石を積み続けなきゃいけないらしいです。好きな人を先に亡くし、追うように自死し、自分だけ地獄に堕ちたらウケるな〜という感じで書きました。
文節跨ぎまくりの歌詞の感じが気に入ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?