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第二の故郷で得た知見~ベトナム留学③~

前回の続き

1.仕事において長所を伸ばすこと

大きいイベントを終えて、自分たちで反省会をした
反省会は細部までわたっており、会議の進行方法、一緒に運営していく工夫、来年のための引継ぎ資料などしていた。

反省の中でもっとコミュニケーションが必要だったという指摘を相方から受けた
もちろん、今考えるとかなりその側面はあると思ったがその指摘はかなり印象深かった

コミュニケーション自体は苦手ではないことに加えて相方も話しやすい人だったのであまり意識していなかった
しかし二人で仕事をする自分たちがやることは仕事をするということ

コミュニケーションのジャンルが違うのだなと感じた

よく長所を伸ばしなさいと言われることがあるけど、それは単純に強みを出していくというような単純なことではなくて無意識をやめることなんだと思う
自分が意識してないけどできることを意識的に使っていくことで、そのジャンルでの成果を出していくということ
コミュニケーションは仕事における報連相が連想されると思うが、いつどのように報告するのか、何をしていくのかを正確に伝えるということを持ち前の長所というものに頼らないで仕事をしていくということが大事だと感じた

2.海外で仕事をすると考え始めること

正確に数えたわけではないけど、所属していた日本語学校では数千人の学生がいる。
海外の人と一緒にイベントを運営したり、仕事したり、生活をする。そこには日本人もいるのでベトナム人と仕事をして日本人と仕事をするという異文化を行き来する生活を3か月続ける。

頭おかしくなりそうだけど、そこには確かに共存とも呼べるつながりが存在する。
しかし日本人のアイデンティティが求められる。文化が変わっても、基準は変わらない。

学ぶことも多くあるし吸収することもある。しかし大切なのは日本人としてのアイデンティティ。
私は何者なのか?という問いへの答えや自分らしさの追求。

文化や生活水準が違うことでの振れ幅は大きい。
どこを学ぶか、どこを個性に浸透させていくのかを選ぶには自分らしさを考えないと影響を受けすぎて形が壊れていく

また腐っても先生という立場の人間として、日本人ということを示していかないといけなかった

海外での生活をして3か月ほどで変わったことは内省的な問いが多く、それを表現することも難しさを考えるようになった

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