自分が患者になってみて。

どーも。
佐藤よしのりです。

最近はよく走っているためか、ここ数ヶ月ほど股関節が少し痛いです。
そして今月の21日に富士五湖ウルトラマラソンに出るため、調整と実験を兼ねて練習量を少し増やしています。というか、今まで少なすぎたのですがね。

すると股関節が痛くなりました。

本番も近づくにつれてすごく心配になってきて、昨日は友人に足を診てもらいました。

私も身体を見て治療をする仕事をしているので、自分がこうしたい、こうなりたいという意思表示を先にしました。

その時は何気ない感じで伝えたのですが、今ふと思うとそれを言われたら相手が何を求めて来院してきたのかがわかって治療しやすいのではないかと思いました。

そりゃそうだよね。

何を目的にきたのか分からずにサービスを提供するなんて当てずっぽもいいところですよね。

味噌ラーメンを食べたいと思ってラーメン屋さんに足を運んだらメニュー表に醤油ラーメンしかなかったとしたらどうですか?

私はがっかりします。
そして自分の求めているものが得られないとそこまで足を運んだ意味がないと思いますね。

それと同じことだと思います。

私たち業界は特に患者さんがこうしたいんじゃないかと思い込みをする人が多いと思います。
特に「痛いから来たんでしょ?じゃあ痛みがなくなるようにしたらいいんでしょ。」という感じですね。

私は診てもらった時に「痛みが改善しなくても、この痛みがどうしてこうなったのかを診てもらいたい。」と伝えました。

もちろん、痛みがなくなったらそれはそれでいいなと思いましたが、ここに来た一番の目的はこれ!というものを言った感じです。

先ほどのラーメンの話で例えると「味噌ラーメンは絶対に食べたいが、餃子やチャーハンも食べたいな。そしたらお腹いっぱいになって満足する。」という感じでしょうか。
失ったものは失ったものを取り戻さないと空いた穴が塞がらないような感じ。


これらを自分の仕事でも取り入れることができれば、自分も相手もwin-winだと思うんですよね。
そうなりやすい環境を作れると思うんですよね。

そうすると、相手が思う目的をしっかりと聴取できることがとても重要になってきますね。

なので、治療を始める前にそれを聞いてもいいかもしれません。

  • 何が目的で来院したのですか?

  • 困っていることはなんですか?

など

こうしたことが直接聞きにくいのであれば、問診票やカウンセリングシートに書いてもらう欄を作ってもいいかもしれませんね。

私は今、小さなホワイトボードに書いています。模索中です。


このようにまた、毎日書いていけるように習慣化していきます!
ただの義務的な仕事にならないように。

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