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 2022年は日本語教室運営が大きく変わる年でした。小規模の個別サポートから、システマチックな運用が必要になる中規模での教室運営への移行するためにかなりの時間を要した時期は、あまり読書をする余裕が持てませんでした。

 日本に帰ってからは、教育だけではなく社会全体の幸福度が上がるためには「政策」という観点も重要だと考えるようになり、政治の仕組みや国民に必要な政策がどのように議論され決定されているのかについて知りたいと思い、それらに関する本を読んでいます。

 オランダで出会った人々や、日本に帰ってから出会った人々との出会いに感謝しています。
また、オランダ移住以来、故郷である日本に3年ぶりに帰国して、私は日本で生まれ育ったんだと強く感じることができました。
 こんなに素晴らしい人達がいて、みんなが頑張っている社会をもっと良くしたいという気持ちが強くなり、これからの日本を考えるために役立つであろう経験をもっと重ねていきたいと思います。

【2022年の読書リスト】

 ○1月
・佐藤学『第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育』(岩波ブックレット、2021)

○2月
・牧野恭仁雄『みんなで読み解く漢字のなりたちシリーズ1 動物からうまれた漢字』(学研プラス,2014)
・牧野恭仁雄『みんなで読み解く漢字のなりたちシリーズ2 人の姿からうまれた漢字』(学研プラス,2014)
・樋口裕一、大原理志『小論文これだけ!教育 超基礎編』(東洋経済、2016)

○7月
・ボーク重子『「非認知能力」の育て方〜心の強い幸せな子になる0〜10歳の家庭教育〜』(小学館、2018)
・岡田尊司『マインド・コントロール増補改訂版』(文藝春秋、2016)

○8月
・堀内都喜子『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』ポプラ社、2020
・米崎里『フィンランド人はなぜ「学校教育」だけで英語が話せるのか』亜紀書房、2020
・馬屋原吉博『今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る』(すばる舎、2018)
・五百田達成『超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける』(ディスカヴァー・トゥウェンティワン、2019)

○9月
・秋山ジョー賢司『不安が覚悟に変わる心を鍛える技術』(ディスカヴァー・トゥウェンティワン、2021)

○12月
・堀田秀吾、木島豪『科学的に自分を思い通りに動かすセルフコントロール大全』(ディスカヴァートゥウェンティワン、2022)
・宇野重規『知識ゼロでもわかる!そもそも民主主義ってなんですか?』(東京新聞、2022)
・平河エリ『25歳からの国会 武器としての議会政治入門』(現代書館、2021)
・あだちまさし『政治家になった父から18歳の息子へ わが家の主権者教育』(PHP、2015)
・林成之『子どもの才能は、3歳、7歳、10歳で決まる!脳を鍛える10の方法』(幻冬舎、2011)

【2021年の読書リスト】

○1月
・石黒圭『日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~』(光文社新書、2013)
・松岡隆彦『文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る』(山と渓谷社、2019)
・高濱正伸『小3までに育てたい算数脳』(エッセンシャル、2005)
・高濱正伸『小4から育てられる算数脳plus』(エッセンシャル、2012)

○2月
・仲正昌樹『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』(NHK出版、2018)
・藤田一照『ブッダが教える愉快な生き方』(NHK出版、2019)
・鈴木義幸『新 コーチングが人を活かす』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2020)
・今村仁美『2020年小学校教育改革と日本の今後: 国際化と国民的アイデンティティ形成の調和的実現』(2020)

○3月
・佐藤美由紀『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』(双葉社、2016)
・勝間和代『圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100』(KADOKAWA、2020)
・石井秀明『小論文の書き方のコツをすべて伝授!小論文のツボ60-作文と小論文の違いから日頃の訓練法まで-』(論文オンライン、2014)

○4月
・茂木健一郎『もうイライラしない!怒らない脳』(徳間書店、2020)
・山口謡司『眠れなくなるほど面白い図解大人のための日本語と漢字』(日本文芸社、2020)
・島村華子『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方』(ディスカヴァートゥウェンティワン、2020)
・苅谷剛彦『知的複眼思考法-誰にでもある創造力のスイッチ』(講談社、2013)
・『NHK Eテレで学びなおす 日々変わりゆく「世界のいま」に10分で追いつく〈現代社会〉』(NHK出版、2019)
・渡邉光太郎『シンプルに結果を出す人の5W1H思考』(すばる社、2017)
・ジョン・ハースト著、倉嶋雅人訳『超訳ヨーロッパの歴史』(東京書籍、2019)
・『NHK Eテレで学びなおす 知らないとは言えない「世界のいま」が10分で身につく〈地理〉』(NHK出版、2019)
・樋口裕一『本物の学力は12歳までの「作文量」で決まる!』(すばる舎、2016)
・金森俊朗『子どもの力は学び合って育つ』(角川oneテーマ21、2007)

○5月
・中島和子『バイリンガル教育の方法ー12歳までに親と教師ができること』(アルク選書シリーズ、2016)
・山口周『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』(KADOKAWA、2018)

○6月
・青砥瑞人『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』(ディスカヴァー・トゥウェンティワン、2020)
・蔭山克秀『改訂第3版 大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本』(KADOKAWA、2020)
・相良敦子『お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』(文藝春秋、2007)
・あべまさい『子育てコーチングの教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2015)
・菅原祐子『子どもの心のコーチング』(PHP研究所、2007)
・おおたとしまさ『ルポ 教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち』(ディスカヴァートゥウェンティワン、2019)

○7月
・中根克明『小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本』(かんき出版、2019)
・中根克明『小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』(すばる舎、2016)

○8月
・鳥山雅代『「シュタイナー教育入門」講義 アルマ・シュミット』(東京賢治の学校、2000)
・ローター・シュタインマン、鳥山雅代訳『シュタイナーのこどもの育て方 おとながこどもにできること』(春秋社、2008)

○9月
・倉山満『若者たちに伝えたい英雄たちの世界史』(ワニブックス、2020)
・大村大次郎『お金の流れでわかる世界の歴史』(KADOKAWA、2015)

○10月
・新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報、2018)再読
・新井紀子『AIに負けない子どもを育てる』(東洋経済、2019)再読
・伊沢拓司『勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法』(KADOKAWA、2019)
・細谷功『メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問』(PHP研究所、2016)

○11月
・播磨早苗『目からウロコのコーチング - なぜあの人には部下がついてくるのか?』(PHP文庫、2008)
・フランツ・カフカ、中井正文訳『変身』(角川文庫、2007)

○12月
・浅野典夫『「なぜ?」がわかる世界史 前近代(古代~宗教改革)」(学研、2014)

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