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 速く読むことは苦手なのですが、学生の間にして来なかった読書の時間を取り戻すかのように、「読書」という習慣に吸い込まれていった1年でした。

 ここでは、昨年の読書記録をしたいと思います。オランダへ移住した3月からは、地元の図書館や書店ではなく、電子書籍の中から読みたい本を選んで読んできました。

 本を読んでいる時間は、これまでに会ったことのない人とゆっくり会話をしているようで落ち着きます。

<2020年 31冊>
・ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之訳『サピエンス全史(上)-文明の構造と人類の幸福』(河出書房、2016)
・ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之訳『サピエンス全史(下)-文明の構造と人類の幸福』(河出書房、2016)
・ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之訳『ホモ・デウス(上)-テクノロジーとサピエンスの未来』(河出書房、2018)
・ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之訳『ホモ・デウス(下)-テクノロジーとサピエンスの未来』(河出書房、2018)
・ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之訳『21 Lessons-21世紀の人類のための21の思考』(河出書房、2019) 
・瀧本哲史『ミライの授業』(講談社、2016)
・越智直正・小原秀紀『孫子とのおしゃべり』(光文社、2019)
・中室牧子『学力の経済学』(ディスカヴァートゥウェンティワン、2015)
・中村純子・関康平『「探究」と「概念」で学びが変わる!中学校国語科 国際バカロレアの授業づくり』(明治図書、2019)
・大島純 他『主体的・対話的で深い学びに導く 学習科学ガイドブック』(北大路書房、2019)
・夏目漱石『こころ』(新潮社、1952)
・百田尚樹『海賊と呼ばれた男(上)』(講談社、2020)
・百田尚樹『海賊と呼ばれた男(下)』(講談社、2020)
・内田樹『下流志向-学ばない子どもたち、働かない若者たち』(講談社、2010)
・川上浩司『京大式DEEP THINKING-最高の思考力』(サンマーク出版、2017)
・西岡壱誠『「発想力」と「想像力」を磨く東大アイデア』(マガジンハウス、2019)
・樋口裕一『「頭がいい」の正体は読解力』(幻冬舎、2019)
・河合克仁『世界中の億万長者がたどりつく「心の授業」』(すばる舎、2018)
・秋山開『18時に帰る-「世界一子供が幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方』(プレジデント社、2017)
・リナ・マエ・アコスタ&ミッシェル・ハッチソン、吉見・ホフストラ・真紀子訳『世界一幸せな子どもに親がしていること』(日経BP社、2018)
・リヒテルズ直子『0歳からはじまるオランダの性教育』(日本評論社、2018)
・出口汪『子どもの頭がグンと良くなる!国語力』(水王舎、2015)
・出口汪『国語の力』(水王舎、2017)
・佐藤昌宏『EdTechが変える教育の未来』(インプレス、2018)
・リヒテルズ直子・苫野一徳『公教育をイチから考えよう』(日本評論社、2016)
・安田登『役に立つ古典』(NHK出版、2019)
・ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮文庫、2003)
・許光俊『世界最高の日本文学』(光文社、2014)
・諏訪哲二『間違いだらけの教育論』(光文社、2014)
・芳澤光雄『論理的に考え、書く力』(光文社、2013)
・宮本哲也『伝説の算数教室の授業』(ディスカヴァー携書、2016)

 本を読むことで、自分が見えている世界が広がっていきます。
 日本語教室の授業を考える上でヒントにはるものを探したり、自分に興味がある教育や歴史、子育てなどいくつかのジャンルを読みました。
 また、2020年からはIBDPの日本語Aのチューターサポートも始めたため、小説も読みました。
 自分がこれまでに読んでこなかったジャンルの本に触れることで読書の奥深さを学びました。

 読めば読むほど、次はこんな本を読みたいと思うようになっています。
 今は電子書籍のおかげで、海外でもある程度いろんな種類の本を読むことができるのでとてもありがたいです。
 今年2021年もたくさん読みたいと思います。

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