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20220516

今日も明日もコロンビア人同僚と実験。
昼ごはんを食べていたら「200円貸して」と言われた。週末は別のカバンを使う為、月曜は毎回財布を忘れるらしい。
駅で気づいたがPASMOはあるので、ギリ行ける、と思って来てみたら帰りの運賃がなかったとのことで、1000円貸したら食後に「コーヒー買いに行く、なんか、要る?」と言われた。断ると「コーヒー買える、ありがとう・・・」と自販機に向かっていった。たとえ返してもらえなかったとしても面白かったので全然元は取れた。人に親切にすることの何割かは自分のエゴだと思う。

昼食を食べながら「もし降りたところでお金ないの時はどうする?」と聞かれ、家族を呼ばれるか、何か書類を書かされて後で払いにこいと言われるかだろうけど、多分払わなくてもバレないと思う、何回かやると捕まると思うけどと答えたら「毎回違う名前使って・・・」と言っていたので、異国で無賃乗車の方法を考えるのはたくましいなと思った。

今日の実験は石膏を使うのだが、石膏が大量にこぼれて技官が焦っていて大変だった。働き者の後輩がめちゃくちゃ掃除を頑張っていた。

人に親切にすることの何割かは自分のエゴだという話、わたしは「自分が好きでしたことなのだから」と思いたくて、そう思うようにしている。人には確実に、誰かに何かしてあげたいという欲求がある。それは、支配欲に繋がるのかもしれないし、自己犠牲の気持ちよさというのもあるのかもしれない。
わたしが怖いのは、知らず知らずのうちに予想した結果と違う結果が帰って来た時、「これだけしてあげたのに」という感情で自分や相手が困るという事態だ。
人には基本的に何もしてもらいたくないし、何もしてあげない方がいいと思う。それでも好きな人に愛されたい、何かしてあげたい。愛することを許されたい。わたしは厄介な人間だ。

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