GWに20件くらいスタッフ面接をした話

こんにちは、吉野エクスプロージョンと申します。
会社員をやりながら(夜と)SAMPOというバンドの活動をそこそこマジでやっております。20代後半、もうアラサーです。(こういうnoteっぽい自己紹介、一度やってみたかった)

もう終わっちゃったけど、皆さんは今年のGW、何をして過ごされましたか?コロナの影響もあり普段より選択肢の少ないGWだったと思います。巣ごもりしつつできることって知れてるよね…

ちなみに僕はというと、

20件くらいスタッフの面接をしていました。


…ハ?ナニソレ??と思われたと思います。聞いたことない構文ですよね。「お前連休何してたん〜?俺全然やることなかったからNetflixばっか見てたわ〜(どうせお前もだろと言わんばかりに)」って聞いた答えが「僕は20件くらいスタッフの面接をしてましたよ。」って返ってきたら誰でも…ハ?ナニソレ??テカ、お前ナニ???ってなるよね。

所謂「バンド活動」には結構、細々とした仕事があるのです。例えばバンド活動で想像しやすいのが「曲を作って、CD出すぞー!」ですね。でも具体的には色々プロセスがあるんです。

・曲、何となく作る目処が立つ。何曲入りかを決める
・レコーディングスタジオを抑える←大事
・いつまでにどんな感じで制作していくかのスケジュールを立てる←さらに大事
・デモを作ったりデモを元にみんなでスタジオに入ったり何やかんやする  ※ここはバンドによって結構違う
・曲できたー!みんなでレコーディングする。
・同時進行で、CDのジャケットをデザインするor依頼する
・同時進行で、CDを作る(プレスという)場合はプレス会社に依頼してお金払ってCD作ってもらう算段をしておく
・ジャケットもCD現物も全部揃って、ようやくCD完成!!!

…と、大雑把にいうとこんな感じです。結構細かく色々ありますでしょ。

これ、今まで、僕が大体全部やってます。
もちろん、曲を作るのはバンドメンバーでやってます。曲は元々僕とベースの加藤で大体半分ずつくらいつくってるし、各楽器はマジで最強のメンバーたちが作ってくれてます。
ですが、諸々の手配やスケジュール立てる、細かい進捗管理など自分一人でここまでやってきました。次に出すmoonlightという配信限定シングルは吉野がジャケットデザインもやってます。
あと今は一例で「CDを作るぞー!」を取り上げましたが、あとは「ライブやるぞー!」とか、「グッズ作るぞー!」とかがありますね。この辺も全部自分でやってきました。
自分一人でやってた理由は、この辺の仕事が嫌いではないのと、メンバーにできるだけ楽曲制作以外の負担をかけたくなかったという、そんな感じです。


ただ流石に、この辺まで全部やりつつ会社員やってると、余裕がなくなってくるというか、宣伝活動も十分にやれてないし、グッズも元々考えるの得意な方じゃないから全然考えられてないし、何より大事な曲作るための時間を捻出しないと…でも時間ない……という感じで、徐々にボロが出始めました。そこまでデキ男ではないので。。
初めの方はなんとかライフワークバランスを作りあげながらやってたんですが、2月から異動した新部署がクリエイティブな仕事をやっているので、時間も無くなってきたし、頭の中のクリエイティブ脳がどんどんキャパなくなっていくというか…流石にガタがきました。所謂、"もうだめぽ"でございます。


なので、スタッフさんを募集し、お力をお借りすることにしました。
そう、ここで冒頭の答えに至るわけです。
20件くらいスタッフの面接をしていましたよ、と。

スタッフ募集は私個人の公式ラインアカウントがあるので、そちらで行わせていただきました。




5人くらい応募があったらいいな〜❗️デカ絵文字‼️くらいのノンキな気持ちで投稿してから一分後、いきなりスマホが鳴る。そしてまた数分後、鳴る。鳴る。鳴る。
ヤバい、思った以上に応募があった……ということで翌日一旦締め切らせていただき、トータル20件の応募をいただくこととなりました。


初めはとりあえず一旦、応募あった方少しお話しして、SNS更新とか何かお願いすることからスタートしてみようかな〜。くらいの考えだったのですが、応募いただいたメッセージを見ると、皆さんちゃんと(夜と)SAMPOが有名になるための提案とかを考えてくださっているんですね。
正直、胸が熱くなりましたし、ここまで言ってくださっている人に真剣に向き合いたいし、どんな人か知りたい。そして、(夜と)SAMPOが更に有名になる為のヒントをこの人達から学びたい!と思ったら、気づいたら20人全員とみっちり1時間、面接することに決めてました。忙しいが理由で始めたのに、更に忙しなってまんがな!ウケますわ!!ギャハハ!!! しかしもうこれは勢いですわな。

面接用にパワーポイントで資料も作り(漂う会社員感 以下略)、レジュメも作り、事前アンケートをして読み込み…とそこそこ準備をして臨んだつもりです。

おかげさまで僕のGWの7割くらいは面接やら準備やら諸々に費やすことになりましたが、実際やってみると、超参考になったし、超やる気出ました。
InstagramのアカウントやEggsのアカウントも、作った方がいい理由を応募者から力説されて、面接終わってからすぐにアカウントを作ったりしました。(提案するためにパワポを逆に作ってこられた人もいました、パワポ返しされた)
心から応援してくれている気持ちや熱意も伝わったし、今回お手伝いいただく人数は残念ながらかなり絞ったので、お手伝いいただくご縁がなかった方もいらっしゃいましたが、全員の名前と顔とどんなことを言ってくれたか、明確に覚えてます。本当にありがとうございました。

てな感じで、これからも更に頑張るぞ!と思えた素敵なGWを過ごさせていただきました私。緊急事態宣言でライブ飛んだり延期になったりして若干凹んだりしてましたが、元気貰ったし、やれることやるっきゃない!ということで今週末にはこんなイベントもやります。

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コロナ禍で、僕をいつも勇気づけてくれる言葉は「仕方ないよね」じゃなくて「ならば、どうする?」なんだよな。仕方ない、ってこの一年でもう何回言ってきた??誰もその言葉には救われなくなっちゃってるんだよね。
言い出したらそもそも昨年、バンドをスタートしようと思ったらすぐコロナになっちゃった時から、もう既に出鼻は挫かれてる訳やし、危機には慣れてきたので、ひっくり返したろやないかい!と思ってます。今に見てやがれよ〜。スタッフ含めて最強のチームにしたるからな。

ではお身体おいといくださいませ。
またもや漂う会社員感でお別れです。


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