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ナビゲーター、福田ゆみさんのこと

こんにちは。吉野杢藝の富松紗良です。
まもなく11月19日に、「リトミックを基にした表現とアートのクラス」がスタートします。私たちも新たなプログラムで、新たな方々に出会えることを楽しみにしております。今日は、レッスンの魅力を紐解くべく、ナビゲーターである福田ゆみさんのことを紹介させていただきたいと思います。

福田ゆみさんのプロフィール
ミュージカンド主宰

フェリス女学院大学音楽学部 ピアノ専攻卒
父の仕事の関係でオーストラリア、インドネシア、フィリピン、アメリカ で人生の多くを過ごす。
在学中より伴奏ピアニスト、ミュージカル、バレエピアニストとして活動しながら3歳〜80代の方まで通う音楽教室を主宰。
結婚後、外資系サラリーマンを引退し、映像人類学、詩人、小説家の道へ進んだ夫の人生に張り切って便乗。
夫婦で住むように世界半分/国内へ様々な価値観、文化、音楽と出会う旅へ。
夫の留学先の マンチェスターで子育て中にリトミックと出会い日本、ルワンダ1500組以上の親子とレッスンで重ねる。
様々な世界の価値観を経験しながら、発達療育をおさめ、夫の研究先・ルワンダの伝統音楽のただ中に飛びこむことで混然と溶けあってひとつの形をなす。
2020年12月に帰国後、2021年5月にリトミック&ピアノ・コーラス・ワークショップ「ミュージカンド」を京都市内、オンラインでスタート。

私も二人の子どもとともに、ゆみさんのオンラインでのレッスン、対面でのレッスンと、何度か受けさせてもらっています。
そのなかで、ゆみさんのレッスンの特長・魅力として私が感じていることを、三つお伝えしたいと思います。

その人のそのままを肯定

まず、私がゆみさんのレッスンの中でもっとも強く感じるのは、「肯定されている」という感覚です。子どもであれ、親であれ、「あなたはここにいて良いんだよ」と言われているような感じがします。その場が安心・安全であると感じられ、さらに大人も安心して楽しんでいることも子に伝われば、子どもたちが生き生きとして楽しみ、自分を表現してよいのだと思えるようになると思います。

即興性

そして二つ目に、ゆみさんは、その場その場で生まれるものをとても大事にしているということです。レッスンに対し、同じ方法でのぞむ、ということがないのです。「こうするべき」という筋道に沿うのではなく、そのときの子どもたち、大人たち、ひとりひとりを観察したうえで瞬時にさまざまな角度からボールを投げます。重要なことは「こうするべき」よりも、「いかにわくわくできるか」のエネルギーなのだと教えてくれているように感じます。

旅から生まれたレッスン

三つ目は、ゆみさんの経歴からも明らかなように、世界のたくさんの場所を見て、その場所の人々と出会い、空気を肌で感じてきたからこそ生み出せる多彩なプログラムです。冒険をしつづけてきた彼女の経験を、軽やかにおおらかにレッスンに反映させ、私たちに伝えてくれています。見たことのないルワンダの景色や、人々と民族音楽との関わりなど、ゆみさんを通じて見せてもらえる世界を、私もいつも楽しみにしています。子どもにとっても、「こんな視点を持った大人もいるんだ!」と知ることは、新鮮な気づきとなります。私は、親以外のたくさんの「おもしろい大人」に出会えることは、人生にとても大きな力を与えると思っています。

他にもたくさんの要素がありますし、ゆみさんの意識されていることももっとあると思うのですが、以上の三つが、私が一人の親としてとくに感じていることです。ゆみさんという人の魅力・そしてレッスンの魅力をお伝えできたらと思い、紹介させていただきました。
ですが、百聞は一見にしかず。実際に体験していただくと、これらのことを身体と心で感じていただけると思います。
ご興味をもっていただけましたら、19日の吉野杢藝に、ぜひ足をお運びください。

11月19日(土)「リトミックを基にした表現とアートのクラス」

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