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XP-PEN Artist 24 を使い始めて半年以上経ってのレビュー

今年の2月に XP-PEN Artist 24 を買ってから8ヶ月ほど経ちました。だいぶ使い慣れた時点でレビューをし直そうと思いました。
使い初めの時点でのレビューはこちらになります。

こちらに書いた中で印象にアップデートがあったのが、ペンの視差とペンの耐久性です。

ペンの視差について

これについては前回のレビューにも書いたとおり場所によってはだいぶ視差がありました。
これはお手頃価格だからしょうがないね、と思っていたのですが、実はそんな事なかったのです。
先日公式のヘルプを見ていて気がついたのですが、どうも Windows でこの液タブの他にもディスプレイを使っていて、そのモードが拡張モードの時に視差が出るらしいのです。

そしてこれ、解決方法がありました。詳しくは上記の公式ページを見ていただくといいのですが、他に使っているモニターとこの液タブの解像度を合わせて、テキストサイズを 100% にしてからキャリブレーションすると直るという話。
それで直るのかなぁと思いながら試してみたところ、本当に視差が出なくなりました。
おかげで、ラフを描き込んだりするときに、細かいところは拡大を使って書き込みをしていたところが、iPad でラフを描くときみたいにあまり拡大を使わなくても描き込みができるようになりました。
そうなってくると、24インチの大きな画面で全体のラフのバランスを見ながら細かいところの描き込みができるところがとても大きな強みに感じます。
本当にもっと早く気づけばよかったです。

ペンの丈夫さについて

この液タブを使い始めてから、大体40枚ほどイラストを描きました。
1枚に平均10時間ほどかけたとして、概算で400時間ほど使ったことになります。
それでどうやらペンが壊れたようです。
液タブにペンをホバーさせてるだけなのに筆圧がかかってしまい、絵に意図しない線がどんどん引かれてしまうという現象が起こるようになりました。
調べてみると、ペンが壊れた時に起きる症状のようです。
この現象が起こった時はペン先を一旦外して付け直すと改善するのですが、ちょっと耐久性が低いかな、という印象になりました。

それでも

購入時価格約7万と、お手頃価格でここまで使えるのだから大満足です。
本日新型の液タブ Artist 22 Plus が発売されましたが、同等スペックで画面と解像度が広くなった Artist 24 Plus が出たら、多分買い替えます。

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