10/24(日)菊花賞(G1)予想

阪神11R菊花賞(G1)

◎4番ロードトゥフェイム
◯14番ステラヴェローチェ

どちらもデビュー当初からの付き合い、追いかけ馬の2頭から入る
本命馬はロードトゥフェイム

この舞台により適性があるという見立てと人気の面で断然こちらを上に取った

それでは遡って見ていこう
デビュー2戦目の昨年10/10で本命打ったときの見解がこちら 

このレースは8着
次の12/20中山戦も狙ってそのときの見解がこれ

このレースで初勝利となるのだが、中団控えた位置から勝負どころ3角から一気に大外スパート
これが外7通るぶん回しでそれで4角あっという間に前を捉えて直線坂を登ってさらにひと伸びするのだから強かった

次の1/24若竹賞も未勝利再現のようなレース
8頭だてと小頭数でも後方2番手で構える競馬
3角勝負どころ大外仕掛けで4角先頭並びかけから直線さらに伸びるという内容

5頭以上の大外早め仕掛けのぶん回しで止まらず伸びきるのは中山コースの適性がエグい

これで同じ中山コースの次のスプリングSで大本命として狙ったが8着
中団から勝負どころ外抜群に上がっていって4角突き抜けるかと思ったが直線追われてサッパリ

条件ピタリ、デキも完璧でレース運びもいつもどおり、これで伸びないのは不思議としか言えなかったがレース後に落鉄していたことが判明した
ちょうど勢いよく上がっていったあたりでの落鉄でこれは影響が大きかったとみる

これで休みを入れて戻ってきたラジオnikkei賞は出遅れた上に向こう正面外6進出
4角外12回しという考えられないぐらい酷い誘導
シンガリの16着だがもう誰がどうみても参考外のレース

次の函館戦は好位直後のイン待機から勝負どころ内にモタれて伸ばしきれなかった

前走中山2500九十九里特別ではハミ変更チーク片側着と馬具を工夫してきたことによってレース内容大改善
好位インでしっかり我慢させ勝負どころ手応え抜群で開くのを待つだけ
直線はスンナリ進路ができ、追って手応えどおり突き抜けて楽勝にみえたところからラストに差されこんで1着同着
しっかり追ってはいたが直線あまりにも楽な抜け出しで鞍上丹内が少し気持ち的に浮き足だったかもしれない
ビッシリ気持ち入れて追っていれば単独抑えきっていたはず

モタレ癖を全く見せなかったことが大収穫で、後方から大外ぶん回していた馬が好位インから正攻法での直線抜け出し
完成してきた感がある

坂で突き放しにかかるあたりやはり中山巧者だが、中山2500のこのレースで正攻法でしっかり押しきれたのは今回の菊の大舞台で注目要素

九十九里特別は舞台設定からステイヤータイプの馬の勝ちが多く例年菊に参戦馬を輩出する裏のステップレース
デルタブルースがこのレースを経て菊を制している

今年の菊花賞が京都3000ではなく阪神3000というのも大きな追い風

菊花賞にしても天皇賞春にしても近年の京都の長丁場は馬場とコース、レース展開の分で純粋なステイヤーではなく、長距離も走れる切れる中距離タイプの活躍が目立つ
スタミナ比べのロンスパ捲り合戦ではなく決めて比べのレース

それに比べれは阪神内回りの3000は直線が短くラストに坂もありロングスパートでのバテあい
決めてのある馬がやや苦しく、好走するのはジリでも伸びきるパワー、スタミナタイプの馬
このあたりは阪神大賞典のコースなので3連覇しているゴールドシップのイメージ

例年でも全馬初距離でスタミナ、適性は不安ある菊の舞台
今年このコースはさらにパワー、スタミナが必要とされる舞台に

この舞台設定でパワー、スタミナから自信を持って推奨できるのがロードトゥフェイムただ一頭
中山コースで大外ぶん回しでさらに直線坂を上がって伸びたパワー、スタミナは同じ坂のある阪神コースへの適性を示唆

長距離に適性ありと話す他馬陣営もいるが、ロードトゥフェイム陣営の「距離は伸びれば伸びるほどいい」コメントはレース内容からの裏付けがある

ロードトゥフェイムは生産岡田スタッド、馬主もそのまま岡田牧雄氏
マイネル、コスモ、ウインのグループ総帥故岡田繁幸氏とその実弟でレックス、岡田スタッドグループ率いる岡田牧雄氏
馬作りは似通っていて、流行りの良血ではなくどちらかと言えば地味な血統馬を鍛えて強くするスタイル

マイルや2000の根幹距離ではない芝の中長距離でやけに渋太い馬を量産している
今回の阪神の3000という特異な舞台は社台ノーザン系の馬より断然適性ありとみたい

攻めはさすがのG1仕上げ
前走もキッチリ作っていたが今回はもう断トツで、出走全馬の中でも1.2の仕上げ

1週前に南W83.1-66.2-51.4-37.0-11.2一杯でビッシリ時計を出し、追い切りは同コース
85.6-68.7-53.4-38.5-11.8馬なり

1週前に速いところをやって当週サラッとはセオリーどおりの作りだが時計はしっかり出ていて、余裕十分の当週追い切りも◎だった
デキは万全!

インの絶好枠を引いて折りあいとスタミナ面に問題ないことから位置取って出していく競馬
インの3番手から一列後ろぐらいまで取っていくはず

本格化した今なら内で我慢が利く
あとはしっかり溜めてレース動く勝負どころペースアップにしっかり対応してついていければ
直線全馬苦しくなるところを持ち前のパワーとスタミナでインからグイグイ伸びてくるとみた


下記の通り元々スプリングS当時から陣営の期待はG1クラスのものだった
「目先の一つを勝ちにいくような競馬はしないでほしい」

春先はソエがあって攻め加減であの内容
強い攻めを掛けられているように今は全く問題なく、さらに気性が成長し競馬を覚えてきた

適性あるこの舞台、最後の一冠で輝くのはロードトゥフェイムだ!
自信の本命!
ここ勝てばさらに適性ある中山2500の有馬記念でも本命予定


相手はステラヴェローチェ

この馬も新馬から追いかけている

バゴ産駒でパワーとスタミナがある
クラシックでしっかり活躍できているから余計な解説は省く
前走は道悪馬場2400で中団待機から直線馬群を割って伸びきる非常に強い競馬

ここまでの走りからパワー、スタミナに優れていて本来ならこの馬が本命候補

ただ、何点か懸念点があり、ここでロードトゥフェイムより割り引いた形

まず今回の舞台阪神3000
スタミナ、パワーがあるが掛かるまでは行かないとはいえ気の強いところのあるステラヴェローチェで本質的には3000より2000~2400タイプ
京都よりもさらにスタミナのいる阪神コース

外めの枠を引いてだらっと外追走するようだとラストの伸びに影響の可能性
ここは鞍上が吉田隼人なので不安材料
しっかり内につけて溜めてもらいたいところ

そして前走不良馬場でしっかり走りきったことによる反動
これが普通の馬場ならなんの問題もなかったが、馬場は相当悪く、また見た目に負荷の掛かるレースだったのでこちらも若干ではあるが気になるところ

攻めからは問題なさそうだがこればっかりはやってみないとわからない
ラストのラストに影響しても?

この2つの不安材料、配当面でロードトゥフェイムを上にとった
2頭で決まる可能性は相当高いとみる

ロードトゥフェイム単、馬連、ワイドでロードトゥフェイムーステラヴェローチェ
これで吉村マンの追いかけ馬馬券は完成する

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