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落款印はかっこえー

官公庁において理由がない限り、ハンコは禁止。
皆様はどう思われますか?
 私が二十歳になった時です、父から「実印」を渡されました。
今日からお前は成人。これを与える、と。用意してあったのですね、私が二十歳になる時に備えて。その時に「実印の怖さ」を詳しく教えてもらったものです。
さて、そもそも判子って江戸時代の業務改善の為に生まれたそうな。だんだん幕府も大きくなって業務文書が大量になってきた。
その都度、墨をすって直筆のサインでは効率が悪くなってきた。そこで判子で済ませてしまえ!押せばおしまい、承認したことにしよう。
むちゃくちゃスピードが上がった。
 つまり判子は今は時代遅れと言われていますが(日本、韓国、台湾のみ)当時は革新的、業務効率化の手法だった。
 ※これは聞きかじりです。どなたか詳しい判子の歴史を知っているなら、補足をお願いします。
 現代では判子でないと正式な文書とは認められないという本末転倒なことが起こっているわけです。江戸の人が今をみたら大笑いということです。
写真はなんだかおわかりになりますか?
”落款印”です。これですね、自分の本にサインをするときに、押すんですよー。自分のサインがエラくかっこよくなります。
私は自分の本はもっていませんが、でも将来、本を出すかもしれない。「きゃー!サインしてーっ」とくるかもしれないじゃないですか。
そんとき、はいはい、そこに並んでと、落款印を押すの。
かっちょえーと思いません?今から落款をつくっておこうかな。
判子の文化は残っていくと思います。
写真:いんかんプチ辞典より
https://www.inkan-takumi.com/dict/art.html

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