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吉村の友達〜高校時代編〜

僕が学生時代で1番楽しかった時期というのがぶっちぎりで高校生の時でして、未だに親交があるのもほとんどが高校の同級生です

なので今日はそんな高校で知り合った友達とそれに絡めたエピソードを書いていこうと思います

ちなみに僕は友達が少ないので、このnoteだけで僕の友好関係の8割は把握できると思います


友達①「飯山」

いきなり聞くと本名かと思われがちなのですが、これはあだ名として呼ばれていたものです
そんな彼の本来の苗字は別だったのですが、見た目的にどう考えても「飯山」の方がしっくりくるだろ。という、あだ名よりも半ば改名に近いような形でこのあだ名が付けられました

一応、彼はメインで採用されていたあだ名の「飯山」の他にも「ポークソテー」や「陽気な外人ボブ」というあだ名も保有しており、世にも珍しいあだ名にa.k.aを持った男です

ちなみに僕は彼を母親に初めて説明した時にあだ名の「飯山」で説明してしまった為、母親は

「クラスには息子と仲良くしてくれている飯山君っていう子がいるのね♪」

という認識を持ったままクラスの保護者会に行ったら、飯山なんて奴がいなくてパニックになったことがあるそうです

友達②「ニンニク」

彼もまた見た目がなんかニンニクっぽいという非常にニュアンスでつけられたあだ名を持っている男です

そんな彼の鮮烈なエピソードの1つが、高校の入学式の日に全員が初対面で緊張している中、おもむろにクラスメイト数名をトイレに集めたのち、神妙な面持ちで

「俺は童貞を駆逐する。」


という発言をして、結局自分もガッチリ童貞だったという目的不明の声明を発表した男です

他にも

「俺は中学時代シルバーウルフと呼ばれていた」


という僕にだけ発表した声明もあり、それをニンニクと同じ中学から来たやつに尋ねた所

「そんなの聞いたことないよ〜」

と言われ、「僕のクラスには物凄い嘘つきがいるんだな」と思っていました

ちなみにそんな彼とは高校3年間が同じクラスだったのですが、ある一定期間

どんな美容院に行こうが

どんな写真を見せようが

どんなに丁寧に説明しようが

必ず角刈りになってしまう


という時期があった男でもあります

友達③「五右衛門」

彼は五右衛門というあだ名を持っていたのですが、実はこの「五右衛門」というあだ名はどういう理由で付けられたのかが全く分かっておらず、未だにクラスメイトの中ではこのあだ名の起源についての議論が盛んに行われています

そんな彼のエピソードとしてあるのが、高校1年生の頃友達の家にお泊まりをすると必ずやっていたゲームがありまして、それが

「アナルロッテ君ゲーム」


というものです

ゲームの内容を説明すると、まず最初に外来語禁止ゲームをやります
普通であれば外来語を使ったら負けなのですが、「アナルロッテ君ゲーム」では外来語を使っても負けにはならず、その外来語を使ってしまった人はパンツを脱いで肛門を出し、その肛門を千葉ロッテマリーンズの応援グッズであるスティックバルーン

こういうやつ

これで肛門をしばいて、そのスティックバルーンが臭くなってしまったら負けという「外来語禁止ゲーム」の強さと「肛門」の清潔さ。この2つを兼ね備えた男だけが勝つことのできるゲームをやっていました

このゲームの中で五右衛門はとにかく「外来語禁止ゲーム」に特化しており、無類の強さを発揮していました
しかしそんな五右衛門が一度だけ外来語を使ってしまったことがあるのです

「やっとあの五右衛門が外来語を使ったぞ!」


という大興奮の中、五右衛門の肛門をしばいたところ
一撃でこのスティックバルーンが一本糞くらい臭くなってしまい、このゲームは終焉を迎えました。

友達④「スケトウダラの卵」

彼は睡眠をこよなく愛しており、授業中や休み時間などは全て睡眠に充てていた男です
彼は本当に毎日1限から6限まで寝ているという状態がザラにあった為、一度だけ

「今日のあいつは3限にあった水泳の授業も寝ていたらしいぞ」

という噂が流れたくらいです

ちなみに彼とは高校で知り合ってるのですが、家が割と近かかった為、成人式の会場が同じ場所でした

成人式は基本的に地元の友達に久しぶりに会うイベントだと思うのですが、僕は中学時代の友達が1人もいないので、成人式に行ったもののひとりぼっちになってしまいました

流石に気まずいので、式には出席せずに帰ろうと思ったところ、なんと!

誰とも喋ることなく成人式で貰えるきな粉餅を頬張っているスケトウダラの卵を見つけたのです


俺にはこいつがいた!と思い、即座に2人で成人式から逃亡しました

ちなみにこの成人式にスケトウダラの卵は

チャリで来る

という全く成人式に長居する気がないムーブをしており、こいつは信用できるなと思いました

友達⑤「タラ口」

とにかくタラコ唇の男です

今説明してきた「飯山」「ニンニク」「スケトウダラの卵」というあだ名、そして「アナルロッテ君ゲーム」の開発者にあたる男です

ある時、僕は「タラ口」と「スケトウダラの卵」の3人で渋谷で遊んでいました。するとタラ口が

バーガーキングのワッパー食べ放題に挑戦したい

と言い始めたのです

ルールとしては30分間でワッパーを何個食べれるかというもので、その店の最高記録は4つ完食となっていました。そこでタラ口は


「俺がこの店の記録を塗り替える。かつ他を寄せ付けない圧倒的な記録を打ち立てる。」



と豪語して食べ始めた結果、2つでギブアップしました



もう食べれない…何もお腹に入らない…


と言ってトボトボとタラ口は帰宅していったのですが、その翌日なぜか学校を休んだのです
その理由が


過食による発熱



というまだ人類が1人も見舞われたことのない体調不良になっていました

その後、タラ口はバーガーキングがトラウマになってしまい、そこから3年間ワッパーが食べれない体になってしまいました

ちなみにこちらのnoteで書いている「LINEの代わりにSlackで連絡を取り合う作戦」をやろうとしたのは彼です

友達⑥「ロバ」

彼は見た目が大変ロバに似てらっしゃるという所から、そのまま「ロバ」というあだ名がついた男です

だいたいあだ名というのは高校の時だけのように一定期間だけになりがちだと思うのですが、ロバに関しては友達がほぼ総入れ替わりする高校から大学進学のタイミングであだ名の引き継ぎに成功し、高校大学の7年間「ロバ」と呼ばれ続けていました

そんなロバには「オネエ」という鉄板のキャラがありました

これは「あらヤダ吉村さぁ〜ん♡」のようにオネエ喋りをするというものなのですが、このオネエキャラにロバは更なる磨きをかけるべく、あることを敢行しました。それが

3泊4日の部活動の合宿の間ずっとオネエでいる

というものでした

そんな過酷な修行に突入したロバはなんとか3泊4日の間オネエをやり切り、無事東京の実家に帰っていきました

しかしどうやら3泊4日で染み付いたオネエというのはそう簡単に取れるものではなかったらしく、そこから2日間ほど、実家の母親相手にほんのりオネエ喋りになってしまうという疾患を抱えることとなってしまいました

ちなみにこのnoteで書いた人生で出会った誕生日が同じ人うちの1人が彼です


ざっくりですがこんな感じです

他にも仲良かったやつはいるのですが、だいたい僕の思い出はここに書いたやつらが入れ替わり立ち替わりで関わっているという感じです

まだまだ高校のエピソードは書けることが沢山あるので、またどこかのタイミングで書こうと思います

それでは!

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