78 欲を持つことの大切さ

欲を持っているということが若さの表れ。
これは年齢は関係ない。
欲といっても大きな欲望のことをさし、それは努力しないと成就しないものである。


欲望・・・・
あまり、プラスのイメージがわいて来ないかもしれない。
どこか、利己的でドス黒く、人から搾取するようなイメージかもしれない。
しかし、大志とすれば、前向きで尊い目標のようにも見える。


欲望は自分勝手で自己の利益のためのもの。
大志は世のため、人のためになるもの。


どちらも成長を求めていることには違いない。


ただ欲望について言えば、人間の本能というものは根源的な欲求だろう。
実際、食欲が満たされないと次にいけない、というところがある。
抜き差しならぬ部分を無理に抑圧すると、ストレスが溜まり、生きている実感が持てなくなることもある。
欲望というのは、自分を奮起させる起爆性を持っていると言えるのではないだろうか。
欲を失ったならば、人間は過去の栄光を振り返り、人生を達観し始める。
そのような人に魅力を感じたり、憧れるだろうか。
やはり、自分のビジョンを持って邁進している人に惹きつけられるのではないだろうか。
そして、自分が自分自身に魅力を感じているかどうか、が最も重要なところである。


自分のためであれ、人のためであれそれは終着点を意識した時に、入ってくる考え方である。
頑張ることには違いない。
悪事を働くために頑張るというのは、確かに違う。
しかし、自分のために頑張っていたとしても、それが人のためにもなるということはある。
自分のために勉強していても、そこで獲得した知識が次の仕事で人のために使えるということは起こることなのだ。
ビジョンのスケールの差はあれど、最初は自分のためであってもいい。
欲を持て。
大欲を持て。


大風呂敷を広げてみるのは大切だ。
そして、同時にその欲望を満たすために、必死の努力で応えたい。

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