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125.面倒なことをやる勇気

記憶にも思い出にも焼き付くのは、面倒くさいことをやったときだ。
思わず人に話したくなるような、いつ終わるともしれぬ圧倒的な非効率であったり、膨大な量の手作業、遠回り。
ネタになるような話は、思わず人に話したくなる。


これを逆手にとれば、面倒なことほど積極的にやることで、人にも説明することになり、記憶にも残るということではないか。
人は面倒なことを避け、リスクを犯すことを嫌う。
しかし、そのリスクと面倒さこそが自分を成長させるチャンスとも捉えることができる。


たとえば、勉強であれば効率のみを追求しがちであるが、面倒くさいことをやったものほど、記憶に残っているということがある。
いい加減に適当にやったことほど、あやふやな記憶で残り、何の役にも立たなかったりする。
語学でも実際に使ってコミュニケーションを取ろうとするほど、面倒くさい。
それでも、だからこそ飛び込んでみる勇気が必要だ。



実際に、面倒なことに向き合ってそれを乗り越えた時、自分は成長している。
非効率を悪とみなすことだけでなく、自分を成長させる非効率なのかどうかを考えてみる。
目の前のことが非効率なのは、自分に不足している部分があるからではないか。
それを補うチャンスではないかという発想に立ってみる。

自分を庇うことの方が時にリスクになる。

そして、行動を起こしてみた時、見違えるほどの成長も不可能ではなくなる。

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