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FC東京の皆さんへ

アカデミー育ちとして

自分の心のクラブはFC東京でした。
どこのチームへ行ってもFC東京のアカデミー出身であること、アカデミーの後輩達の目標となることを意識してプレーしてきたし、移籍したチームのアカデミー出身の選手にはチームを愛して中心になってほしいと伝えて来ました。

でも他のチームからFC東京に来て一緒に戦った仲間のことも本当に信頼していました。
なぜならその選手たちも東京のために本気で戦っていたからです。
自分も移籍した時はそのチームに全てを捧げてきました。
今まで、アカデミー出身だからとかで仲間として差をつけた事は一度もありません。

正直勝つためにはどちらの力も必要だと思います。

チームが勝った時にアカデミー出身の自分が試合に出てることが育ててくれたアカデミーの指導者の方やチームへの恩返しだと思ってました。

サポーターの方の気持ち

サポーターの方たちの気持ちを少しわかるようになったのもFC東京のおかげです。
アカデミーに入ってトップチームの試合を観に行った時はゴール裏の真ん中で一緒に応援したし、コールして選手が反応してくれたらめちゃくちゃ嬉しかったしチャントも全部覚えました!

自分のユニホーム着てくれてる人、ゲーフラを掲げてくれる人、そういう自分に感情移入してくれる人をスタジアムで見つけるのは本当に嬉しかったです。

移籍について


当時もし自分がFC東京で試合に出続けていたら絶対に移籍していなかったと思います。
それは育ててもらったFC東京でリーグ優勝したかったからです。
自分の力不足でプロサッカー選手をその後も続けるため、長く生き残って行くためにどの移籍も必要でした。
そして結果的にどのチームに行ったことも自分にとってかけがえのない経験になったと思います。

ここまで自分がFC東京に対して思えたのもFC東京というチームが自分を大切にしてくれたからだと思います。
怪我で苦しいときも信じてくれたし、FC東京からの愛があったからここまで来れたと思います。

感謝

アカデミーで初めて身につけた4番のユニホームを着て味スタのピッチに、キャプテンマークをつけて立つという12歳の時の夢は叶えました。
優勝のシャーレを掲げる夢は今いる選手達に託します。

自分はあまりFC東京の歴史を変えられなかったかもしれないですが、今後FC東京がリーグ優勝はもちろんタイトルを積み重ねてくれることを楽しみしています!!

本当にありがとうございました!!



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