見出し画像

Q&Aトレーニングセッションの長さ

Q. 練習する時間を短くと仰っていましたが、その犬によるとは思いますがだいたい何分くらいがいいんでしょうか?

1回のセッションはほんの数分

例えば、犬にハンドターゲットを教える時は、一回のセッションは1〜2分。もしもっと長く練習したいのなら、その数分のセッションを休憩を挟んで何回か繰り返すようにします。

短時間のセッションを繰り返す利点

短時間にすることで、動物の集中力を欠くことなく練習することができます。数回の連続したセッションを休憩を挟んで行う場合も、セッション一回終わるごとに、トレーニングの状態成果を評価し、次のセッションに反映させることができます。つまり、同じ長さのトレーニングをしても、数回のセッションに分ける方が、よく考慮されたトレーニングを実行できます。

動物を観察する重要性

もっとも大事なのは、トレーニングセッション中、動物が集中して楽しんでいるかです。セッションの長さが1分であるべきかそれとも3分であるべきか、それとも5分まで伸ばしても良いのか、すべてトレーニングを受けている動物の状態によります。トレーニング中は兎角目的の行動を習得できているか否かの結果に気を取られがちですが、トレーニング中の動物観察はトレーニングを効果的に進めるためにも欠かせないものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?