「お笑い」好きな人は座王をみよう 〜関西人弁護士のお笑い日記〜

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
2022年1発目は短めのやつを。

早くなかやまきんに君の記事を書きたいのですが、思いが溢れすぎて…

1 座王とは

 正式名称は「千原ジュニアの座王」で、千原ジュニアさんが主宰として、芸人(基本10名、特番のときはもっと多い)たちがお笑いで戦うというもの。
 そのルールも至ってシンプル(コロナ禍初期は違ったけど割愛)。
 ① 椅子取りゲームをする
 ② 椅子に座れなかった人が、椅子に座っている人を指名して、その椅子の後ろに書かれたお題でサシ勝負する(椅子に座れなかった人が先攻)
 ③ 審査委員長(プレイヤーよりキャリアが上の芸人)がジャッジする
 ④ 最後まで勝ち残った人が「座王」になる

2 座王の凄さ

 
 まずもって「無駄が一切ないお笑い番組」であること。しかも漫才やコント一切なしで。この切り口は意外と今までなかったのではないでしょうか。
 ともするとバラエティ番組は俳優や歌手の番宣だったり、演者のプライベートトークであったりお笑いから逸れがちです(別にそれが良いか悪いかという話ではなく事実として)。
 しかしながら座王はその30分弱の時間、椅子取りゲーム以外はほぼ全てお笑いをやっているのです。これが凄い。
 もちろん、出場者の回答で面白くないのもあります。ただ、そこは主宰者の千原ジュニアさんが巧みに拾うし、拾わなくたってテンポ良く「さぁ次の戦い!」ってなるから別に見ても全く苦ではない。無駄を削ぎ落とすことによる良さが出てます。
 そして千原ジュニアさんが明らかにこの番組を愛しているのがヒシヒシと伝わってきます(笑)大喜利の答えは考えるし、早くに敗退した芸人にもちゃんと活躍の場を与えるし。
 「この番組のせいで関西の若手芸人が一発ギャグや大喜利にみんな力入れ出した」という噂があるくらい、この座王はお笑いの歴史にも名を刻む名番組になりつつあります。

3 座王の要チェック参加者

 最後は、座王で活躍しているor私のお気に入り芸人を何人か。基本座王(優勝)経験が多い人なので、アマプラで見るときには「あ、この人出てるということは面白くなりそう」ってくらいに考えてもらえると(*゚∀゚*)

(1)笑い飯西田

 サッカー界のペレ、バスケ界のマイケルジョーダン、そして座王界の西田さんです。強すぎてついたあだ名は「鬼」という捻りのなさもよいです(笑)
 どのお題もレベル高く面白すぎるのですが、特にモノボケは芸術的に面白いので、ぜひご覧下さい!

(2) R藤本

 ベジータだ!!!!(持ちネタ)
 昔から知ってはいたのですが、失礼ながらここまで面白いとは知らず…!!
 ベジータを軸としたお笑いを展開しつつ、たまに出る「ただの藤本さん」感、そしてクオリティの高い「ジャムおじさんモノマネ」が最高です。 

(3) ロングコートダディ堂前

 堂前さん及びロコディはネタが好きでしたが、やはりというか、堂前さんは座王も強い。
 人を傷つけない、でもちゃんと面白いという令和のお笑いを引っ張っていく感じになるんじゃないのかなぁと座王やM-1での活躍を見るとつい思ってしまいます。
 兎さん、座王でて!笑

(4) ラランドサーヤ

 若手の期待枠。普通に大喜利はじめ面白いし、「歌(メロディに歌詞をつけるお題)」でも歌唱力と面白さのバランスが抜群に良い!!
 実力がちゃんとあっての人気であることをまざまざと見せつけてくれます。

(5) サバンナ八木

 言わずと知れた人気者サバンナ高橋さんの相方。健康ボーイズではなかやまきんに君とコンビを組んでいます(蛇足でしかない)
 八木さんの本領発揮は「寝言」のお題。座王ならぬ「寝王」の異名を持つほどなので、ぜひお楽しみください!私はお腹が数回よじれました。

ストイックに、ただただお笑い(漫才、コント以外)を見ていたい方、ぜひ座王をご覧ください!!!

※関テレや吉本の関係者ではない、悪しからず。

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