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【自治大】入校24日目。公共政策とは何か。なぜ民間ではないのか。

令和6年7月11日(木)
今日は1~2時限が公共政策の基礎理論。
3~4時限は財政学。
5~6時限は政策立案演習。

昨日の「政策形成の手続きと戦略」に続いて、関連ある講義が続きます。
「財政学」→「公共政策の基礎理論」→「政策形成の手続きと戦略」の順番だったら良かったのにって思いながら聞いてました。

復習にお付き合いください。

【財政学】
政府と民間の違いは何か?なぜ政府・行政が必要なのか?
この問いを講師が研修生20人くらいに当てて聞きました。

「行政が行う公共政策は儲からないから民間がやる」→なんで儲からないの?
「公益の事業は民間に任せると競争が始まるから」→民間に任せてるものもあるよね?

民間=市場(マーケット)である。
例えば1本180円のペットボトルが売っていたら消費者は市場価値を考えて購入を検討する。
公共政策は市場では測れない。だから行政がやる。
これが基本でした。

私たちは市場では測れないプライスレスな仕事をしてますね~。

この財政学の講義は楽しかったのですが、あとからレジュメを読み返すとだいぶ難しい内容です。
講師のパフォーマンスと話術が凄すぎて圧倒されました。。。。
現在は私の所属自治体の所在都道府県で宿泊税導入のアドバイザーか何かされているようです。
専門は税っぽいですし、次回は税中心のお話なので大変楽しみです。

【公共政策の基礎理論】
政策(policy)・施策(program)・事業(project)

課題抽出の類型
逸脱型~望ましい水準の維持が不可能
未達型~目標が達成できない
探索型~より高い水準から見たときに問題が確認できること。
設定型~新しいシステムの創造のために問題視すること。

どうせやるなら設定型が遣り甲斐ありますよね。
政策立案演習でも設定型でやってみたいけど、模索型で終わりそうだなぁ。

今日はこんな講義内容でした。
時間をおかないで法制集中研修の効果測定の復習もノートに記載しておきたいと思います。