進撃の巨人に拒否反応を示すひとの『正常』
アマプラにて、鬼滅の刃→呪術廻戦、と話題のアニメを見尽くしてしまった私は、ついに進撃の巨人に手を出してしまったわけなんですが。
これを観てると、姉とかだんなさんとか同僚が
「それ気持ち悪くない?」「怖い」「無理だった」
と言ってきたりします。
この反応、至極真っ当で
私も数年前に、アニメかコミックをチラ見した時にまったく同じように、なんだか「気持ち悪いな」と不愉快を感じて手を出さなかったんですよ。
でもアマプラで、4シーズン一気見出来る魅力に惹かれて、アニメを観始めて思ったことがあって。
進撃の巨人に気持ち悪さや不愉快を感じて拒絶する人間の心理と、
この物語(序盤)の中で巨人の気持ち悪さ、不気味さ、惨たらしい殺戮(生き物を生きたまま食べるという)に戦慄して
二度と見たくない、思い出したくない、と
巨人のいない内地に逃げて、かりそめの平穏に暮らしたいという人の心理と似ているのかな、みたいな。
私、ただただ暴力や残虐を描いただけのホラー映画みたいなの、本当に、心底無価値で趣味悪い、と思って嫌っているんですけど(笑)
この漫画はそういったものではなくて、世界の、人間の残酷さや矛盾と向き合い、戦い、失くしたいと足掻いて戦っている人達を描いている物語だから
どんなふうに進んでいくのか、その行く末が気になっちゃうんですよね。希望にしろ絶望にしろ。
今更ながら、この漫画の面白さを理解しました。
そしてあーだこーだと、設定や伏線について疑問に思ったり、同じように色々と想像を巡らせて意見を書いているファンの人達の、ネット上の考察を読むのが楽しいですよね。
2013年からのアニメシーズン4つを一気観できて、個人的にはすごくラッキーでした。
コミックはいよいよ最終回が近づいているそうで。
鬼滅の刃と呪術廻戦はコミックを全て先読みしてしまったので、こちらは気長にアニメを1話ずつ楽しもうかと考えてます。
最後に、一番好きなキャラクターはアルミン・アルレルトです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?