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⑥時間がない時のコミュニケーション 教科書では教えてくれない、介護士のすすめ 

1.新人職員 ④

半年、一年と月日はあっという間に流れていきます。一年位になるとある程度の業務に慣れて、無茶もしがちなところが・・・ポツポツと🤨見られます。
身体だけは、気をつけてください。

施設における実際のコミュニケーション

日々、
食事→口腔ケア→排泄介助→臥床?お茶→食事と20、30人のご利用者を忙しく、繰り返し介助をしています。
その中にトランスファー(移乗)介助、誘導介助とご利用者の身体を気にして行いながら、限られた時間でタイムスケジュールを進めていることでしょう。
どこにコミュニケーションをご利用者と、とる時間があるのだろうと思ってしまうのが実際です。
参考書、サイトなどにコミュニケーション技術、技法などの資料が並びますが・・・いつ?その技術を使うのかを記載している資料は、余り目にしたことは、ありません。
まず、新人に必要な事はコミュニケーションをとる時間をどのように作るかが課題なのではないでしょうか🧐?

・・・タイムスケジュールを上手く進められないのに、立ち止まりコミュニケーションをとる時間はないよ😟。
・・・介助も遅いのに、コミュニケーションをとりたいなんて😰先輩に怒られてしまう。
などなど・・・。
新人職員がご利用者と、コミュニケーションをとるのは困難なのが実際です。

早さが、丁寧な事が上手さ?については今も施設の中で大きな重きがあって、皆さんがぶつかる課題だと思います。それについては、後日に私の見解を記載したいと思います。

では、方向性を変えてお話を進めたいと思います。
介護士は色々な考えや性格、思いの方が集まって良いと思いますが・・・サービス業だという認識は捨ててはいけないと思ってしまいます。
内気な性格な方が多い世界だと、偏見かも知れませんが見受けられます。
ただ、サービス業なので、自分を少なからず、演出をしなければならないといけません。
自分がどのように写っているか?の意識は必要です。朝の挨拶の第一印象、声、表情、仕草などでご利用者の方の距離は変わってくるでしょう。
コミュニケーションをとるとは、イメージ
としてゆっくりした時間に、ご利用者と
寄り添っている風景を想像しますが、

①朝などの挨拶。
②介助に入る際の声の掛け方。
③移動介助中の何気ない会話。
④ご利用者とすれ違う際の、表情や声かけ。
⑤ご利用者と接していない時の、
立ち振る舞い。

全てがコミュニケーションになります。
食堂や皆様が集まるフロアに、ご利用者が座っている事が多いでしょう。何気なくテレビを観られていますが、その中で職員の行動や仕草を気にされています。
今、トイレに行きたいけど・・・と職員の行動や仕草を見ている方もいるでしょう。
話しかけたいけど
💦職員は忙しそうだな・・・とか。
職員の方々が日々、仕事をしている場はご利用者の生活の場です。職員とご利用者の共有スペースでないですよね。
まずは、業務に慣れていき自分に余裕を作ることで上記の内容を意識してみて下さい。
まずは、怪我をして頂かないように行動することが大事ですが、自分の成長で余白ができたら、コミュニケーションに力を入れてみてください。


観覧ありがとうございました。

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