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彼岸の造花

「斯して事件は幕を閉じた。」

それで、
私を手にかけたのは
結局誰であったのか?

最早、取り立てて記述する
までも無いだろう。

物語世界に囚われないと雖も、

私の存在しうる此処が

どこまで行っても

舞台上

であることに

変わりは無いのだから。

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