男性が1〜3ヶ月の育休を取った方がいい理由3つ。

産後10ヶ月が過ぎようとしています。

「里帰りしない方が夫と子育て始められていいよー!」とオススメしたいけど、夫が仕事に行ってちゃ意味ないなと思ったので、「育休取った方がいいよー!」の理由も書いてみます。

①向き合う時間が作れる
妻はお腹の中に8ヶ月✕24時間子どもがいるのと、出産という人生最大レベルの衝撃的体験をするのと、授乳という修行があるので、イヤでも子育てモードになります。
産まれてからは、生活も人生もひっくり返ったような気持ちになるし、そこに葛藤したりもする。
(ホルモンがどうのこうのと言うけど、目に見える出来事だけでも十分天変地異です。)

一方の夫は、仕事の日々を過ごしてると、今までの生活にちょっとイベントが起きたくらいの感覚で過ごせてしまうのでは。
身体的変化がないから、ちょっと想像するくらいでは妻の変化に追いつけないと思うんですよね。

だからこそ!仕事を一時停止して、妻と子どもにだけ向き合う時間を物理的に作るんです。

②夫にしかやれないことがある

「おっぱい出ないし男にできることなんてないでしょ〜」
「世の中みんな女の人がやってるよ?」

いやいやいや…。妻が人生ひっくり返るくらいの変化を共有したいのは誰よりも夫ですよ!

日々妻と子どもに起きる変化を「ふむふむ」と見て、「そうかそうか」と聞いて、できることをやればいいのです。

「そんなこと」と思うなら、ぜひお願いします。
騙されたと思ってやってみてほしい…

③家事スキルと妻への感謝が高まる
「でも家事はできないよ〜」
「実家のお母さんの方が得意でしょ?」

料理と洗濯と買い物ができれば、生きられます。
料理も凝った物は要りません。
産前に数カ月、いや数週間練習すれば、ご飯炊いて味噌汁作るくらいはできるでしょう。
それもムリなら、コンビニでインスタントのご飯と味噌汁や食べ物は買ってこれるでしょう。

産後は風邪の時に食べる物があれば間違いないので、
・作る
・買ってくる
・親や友達やサービスを頼む
のどれかができれば大丈夫です。
困ったらすぐ側にいる妻に「これでいい?」と聞きましょう。
普段仕事してるならできるはずです。

ちなみに「どうすればいい?」は
あんまりよくない聞き方です。
判断能力が落ち切ってるので考えて答えるのがしんどい。

育休中は夫が家庭のリーダーです。
妻と子どもはクライアント。
同僚や外部委託先として両親や親戚、友達の力を借りましょう。

たぶん家事は大変です。
妻も笑顔が少なくほめてくれないし、小さなことで怒ったりするかもしれません。

でも、初めての産後を一緒に乗り越えられたら、きっと妻はすごく感謝したり喜びます。
それに、普段妻が家事をやってるんだとしたら、夫も改めて感謝できると思います。

1ヶ月や3ヶ月、普段通りに過ごしていればあっという間です。
同じくらいの期間をケガや病気で休む人もいるでしょう。

初めての産後は一生に一回しかありません。
この天変地異の過ごし方は、それ以後の関係やこの先の人生を左右します。

夫婦の関係性を超絶高めるチャンスに挑戦しないのはもったいないので、
子どもを授かった男性には、ぜひ妻が妊娠中のうちに、
仕事を休めるようにがんばってみてほしいなと思います。

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