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第45回 自分の人生を生きていますか?

あなたは自分の人生を生きていますか?

 即答でYes!という方もいれば、自分はどうだろう…とちょっとドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。
 改めて振り返ってみてください。知らず知らずに、こんな生き方をしてはいないでしょうか。
・周りや誰かの目を気にして、やりたいことをやらずに生きている
・いつも、周りの期待に応えることを優先させて生きている
・自分は辛いのに、頼まれると嫌と言えずに引き受けて生きている
・日々なんとなく違和感を抱きながらも、流されて生きている

1.それは本当にあなたの生命(いのち)を費やす価値のあるもの?


周りの期待に応え、周りから非難されないように立ち振る舞い、失敗しそうなことは避けて、見かけ上は平穏無事な人生―。

必ずしも悪いことではありませんが、自分の人生を生きているとは残念ながら言えません。それで本当にいいのでしょうか?
あなたが今大事にしていること(世間体、周りからの評価、無難にやり過ごす etc)は、本当にあなたの時間、すなわちあなたの生命(いのち)を費やすに価値のあるものなのでしょうか。

かく言うわたしも、ともすると自分の人生を生きるということを置き去りにしがちです。
フリーランスで仕事をしていると、与えられる仕事というものはなく、自分から仕事を創り出していく必要があります。そういう状況では仕事をさせていただけることがとても有難く、誰かから仕事を頼まれるとついうれしくて、何でも引き受けてしまいます。
でも、それが積み重なると、たくさんのことを抱えてしまって日々がいっぱいいっぱいになり、本当に自分がやりたいと思っていたこと、大切にしたいこと(例えば家族のことなど)がおろそかになりそうになっていて、はたと我に返ります。
そして、改めて、自分の時間、すなわち自分の生命を何に使うか?と自分に問い直し、自分の仕事や状況を整理していきます。(もちろん引き受けた仕事は責任をもってやり切ります!ただどうしてもやり切れない場合は、どなたかに責任をもって引き継ぐということでもわたしはいいと思います)

2.大事なのは「自分の人生を生きる」と心から決めること

 自分の人生を生きるとは、自分が本当にやりたい、やるべきと心から感じることをする(やるべき、とは、自分として心からそう思うこと)ことであり、自分が本当に大切にしたいことを大切にすることであり、そのためにあなたの大切な時間、すなわちあなたの生命を費やすということだと思います。

 企業や組織で働いていると、特にミドル以上の方々は、どうしても自分よりも会社・組織、周りを優先してしまいがちかもしれません。もちろん、ワークエンゲージメント高く、ポジティブなモチベーションで自発的に働いているようであれば全然問題ないのですが、ストレスを抱えてモチベーションが下がっていたり、何か満たされない思いを抱えていたり、逆にワーカホリックになってしまっている場合は要注意です。よく考えてください。本当に今のままでいいのでしょうか。あなたの人生をどうしていくかは、あなたにしか決められません。

 会社がこうだから、上司がこうだから、だから自分の思うようにできない。そんな声も聞こえてきそうですが、それは残念ながら周りに自分の人生の主導権を渡してしまっている状態です。
周りのせいにしていて、不満や文句を言っているのは、正直楽ではありますが、それではいつまで経っても自分の人生は生きられません。すなわち、心からの充実感、満足感は得られないということです。

 「自分の人生を生きていますか?」この質問に対して、ドキッとされた方。まずは自分がどうしたいのか、どういう人生を生きたいのか、何を大切にしたいのか、改めて見つめなおしてみてください。自分の心の奥にある、忘れかけている声を思い出してみてください。そしてそれを大切にしてみてください。少しずつでもいいから、「自分の人生を生きる」と決めて、そのための行動を始めてください。何より大事なのは「自分の人生を生きる」と心から決めることです。

あなたは自分の人生を生きていますか?
あなたの時間を自分にとって大切なことのために使えていますか?
限りある自分の人生、主役として存分に生きていきましょう。

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