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愛は最強。

もちろん映画の良し悪しは、
好みの問題が大きい。

私の場合は、
①(悲しいか嬉しいかは別として)泣けるか、
②救われるか
③時代や国にとらわれない普遍的なメッセージが込められているか
が評価基準。

その基準をもとに、
今年のアカデミー賞作品賞を受賞した「パラサイト」と、受賞を逃した「ジョジョ・ラビット」を比べてみる。

①「パラサイト」あまりに恐ろしく殺伐とした現実を見せつけられて涙もでない。
「ジョジョ・ラビット」悲しくて、辛くて、そして嬉しくて、涙がずっととまらない。

②「パラサイト」寄生する人もされる人も、出てくる人のほとんどが救いようがない。
「ジョジョ・ラビット」反ナチの母親はもちろんだが、子供たちを洗脳するナチの将校や夢の中のヒトラーさえも、出てくる人のほとんどが人間的であまりに人間的で、「愛は最強」のコピーが納得である。

③「パラサイト」ジャジャ麺の印象が強すぎて、現代の、韓国以外では、成立しない。
「ジョジョ・ラビット」ナチスドイツがテーマではあるが、いつの時代も、戦争に傾く社会で子供たちがどのように洗脳されていくのか、またどのように再生していくのか、どんな国でも、戦時下の日常がいかに不気味な明るさを保っているか、を描いている。

「ジョジョ・ラビット」の素晴らしさは、比較のしようがないほどだが、オープニングのビートルズの「抱きしめたい」と、エンディングのリルケの詩で、格の違いは明確に。

「すべてを経験せよ 美も恐怖も 生き続けよ 絶望が最後ではない」(リルケ)

リルケの詩が、こんなにすっと心に染み込んむ映画って💖

もちろん映画の良し悪しは好みの問題だが、わかったことは、アカデミーの会員との食事は私の口には合いそうにない、ということかなぁ(^^;)

#愛は最強  で生きていきますわよ# 湘南ガール #ジョジョラビット #アカデミー賞 #スカーレットヨハンソン  の靴が忘れられません #ローマングリフィンデイビス の演技には脱帽です #湘南日和 #サーフィンのある生活

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