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#9 マレーシア教育移住を娘と振り返る

こんにちは、けいらです。
今回は、インタビュー形式で娘にいろいろ聞いてみました。
一旦は有料設定にしたのですが、しばらく無料にしてみます。

娘の現状、日本での様子


2024年7月現在、彼女はイギリス式カリキュラムのインタナショナルスクール Year7に在籍しており、1年と3ヶ月、こちらの教育を受けています。

日本では、公立小学校の5年生を修了し、6年生は4月上旬だけ通いました。
成績は良い方ですが、塾の全国テストでは偏差値55くらいでした。

日本では、小4から個別塾に通っていました。
そこでは、週1回90分、問題集を自分で解き、わからないところを先生に解説してもらうスタイルでした。
算数と理科のみ、算数は基礎の反復がメインでした。
通常の家庭学習は、1日20-40分間、塾の宿題を中心にやっていました。

マレーシアでは、Year6 Term2からインターの授業に付いて行くために、
平日も休日もTerm holidayも、親子で勉強しました。
その甲斐あって、Year6学年末テストはとても良い成績を取れ、Scienceでは学年1位になりました!
Year7でも、成績上位を保っています。

マレーシアに来て、どう思ってる?


Q(私):マレーシアで、どうしてこんなに頑張れた?
A (娘):自分で覚悟を決めて来たから。周りの子みたいに、親に言われて来ていたら、絶対こんなに頑張れてない。でもYear6のときみたいな頑張りは、しばらく出来ないかなー。

Q:今はどんな勉強をしてる?
A:今日(土曜日)は3時間くらいかな。来週のScienceのテストの準備。
授業スライドを見直して、workbookを解いて、単語は書いて覚えて、wordwallも使ってる。wordwallは繰り返しできるから、何かを覚えるのに便利。誰かが作ったのが使えるし、自分で作るのも簡単だし。
あと、3時間くらい英語のドラマを見る。

Q:英語のドラマ(映画)は何を見てる?
A:Netflixで、The Queen's Gambitと、Spider-Man(3Dアニメ映画)と, Emily in Paris。最初の2つと「プラダを着た悪魔」は、何周もしてる。
American accentのlinkingがだいぶ聞けるようになった。
Emily in Parisは、英語の勉強もだけど、言葉の通じない国での苦労に共感する。

Q:ずっと家に籠ってるもんね。運動はどう?
A:しなきゃとは思ってるけど、最近してないね。今日はジム行くよ。
PE (体育)の授業は室内での球技が多い。今週は屋外でのサッカーで、女子同士でガチでやったよ。
※体力の必要性は常々伝えていますが、インドアな子なのでなかなか💦

Q:英語で授業を受けるのは慣れた?
A:そりゃあね。頭を英語に切り替えて、英語のまま理解できてる。
Year6 Term3の最後の方(入学半年後)には、そうなってたかな。

Q:英語での同級生の会話は?
A:問題ない。学校で話すことってだいたい決まっているし。今は友達に好きな人が出来て、その話ばっかしてる。

Q:今の授業は何が難しい?
A:GP(Grobal Perspectives)。内容が難しいし、プレゼンもたくさんある。あとはScienceかな。考えて答えないといけない問題があるから、日本の理科と違う。Englishは今はsecond languageのクラスだから、困ってない。

Q:今のクラスについて教えて。
A:2人辞めて、今は20人いないくらいで、ローカルの子が3割、中国人3割、日本人と韓国人が2割ずつくらい。私がリーダーシップをとってて、居心地良い。去年(Year6)は最悪だった。居場所がなかった。

Q:クラスがうるさいって聞いてるけど?
A:うるさいね。日本とは全然違う。あんまり気にしてない。

Q:将来のことは考えてる?
A:全然考えてない!日本の大学には行かないような気がする。でもまだ全然わからない。

Q:食べ物に困ってる?
A:困ってない。学校のカフェテリアは、野菜料理の当たり外れはある。
寮のご飯は評判悪いけど、まぁなんとかなると思う。
中華、特にdim sum(点心)が好き。

Q:日本食は恋しい?
A:自由に食べられないけど、クアラルンプールに行けばある程度食べられるから、そこまで恋しくない。

Q:ストレス発散方法は?
A:推し活です!ははっ!

Q:マレーシアに来て失ったものは?
A:推し活ができなくて悔しい。日本のコンビニでしか買えないアクスタとか、コラボカフェとか。自分で買うことに意味があるから。
あと、友達関係の深さ。日本の友達の方が話題が合うし、深い話ができる。

さいごに


娘の英語の伸びは驚異的で、特にリスニングはあっという間に追い越されました。
若さはもちろん、学校やNetflixからの大量インプットが奏功しているはずですが、日本にいる間の戦略的な英語学習も下地になっていると思います。
次回は、留学前10ヶ月間の娘の英語学習について書いてみようと思います。
それではまた。




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