『自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』
”心でどこを探してみても、
自分より愛しい者を見いだすことはできない。
それと同じく、他の者にとっても、自分のことが愛しい。
ゆえに、自己を愛する者は、他の者を害さぬように”
(マッリカー経)
他人のことを無理やり思いやろう、やさしくしよう、とする必要はありません。
ただ、正直に自分の心を見つめ、「自分は傷つけられたくない……。害されたくない……。自分が愛しい……」と確認し、さらに「他人も同じだ。他人にとっても自己が愛しい。だから傷つけてはならない。害してはならない」