見出し画像

アスレティックトレーナーヨシキのWeekly Review! Vol.4

【今週の目次】

1.今週の語り

2.ウィークリーエクササイズ

3.時事ネタのレビュー

4.海外論文の紹介

5.編集後記

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

1.今週の語り

 これから世界的スポーツ大会のメディカルスタッフ研修があり、その前に時間があったので近くのカフェで書いています。
 WHOから新型ウィルスの世界的危険度が最高レベルに引き上げとなり、世間はコロナ、コロナと騒いでいますが、トイレットペーパーを買い漁るほど焦る必要はないと思っています。
 つまるところ、
「手洗い、うがいの徹底をすること」
「人混みを避けること」
「マスクには予防効果がないこと」
 この辺りの理解を持って、しっかり行動すれば防げるものだと思います。日本人は情報に流されやすい人種だと思うと同時に、トイレットペーパーの買い占めに人だかりができるなど、不謹慎ながら滑稽だなと思ってしまいました。
 情報が飽和している時代だからこそ、どんな情報も「誰から情報を得るか」が大切です。周りに流されず正しい情報を手に入れることのできるリテラシーを磨いていきたいところです。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

2.ウィークリーエクササイズ

 Twitterで更新したエクササイズをまとめたコーナーです。週によってエクササイズのテーマを設けている時もあります。ぜひご覧ください!

 今週は「ケガをしてから走れるようになるまでのリハビリエクササイズ」5種類をみなさんにお伝えしています。ぜひ日頃の練習や勉強などで参考にしてください!

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

3.時事ネタのレビュー

 私的にチョイスしたトピックスをレビューしていくコーナーです。主に、スポーツ医学、サッカーに関することを中心にご紹介していきます。制作の都合上、その週の金曜日までの内容をこちらに記載していきます。

今週(2020.2.22-2.28)の記事はこちらからどうぞ

1️⃣MF遠藤、J1歴代最多タイ631試合出場を果たし…「正剛さんの記録に並べて光栄」
https://bit.ly/2Tci0dy

まさにレジェンドクラス!小さな1を積み重ねた結果、631試合という偉業を成し遂げたことを考えると継続し続ける偉大さを感じます。

2️⃣「人のためにサッカーをしても無意味」酒井高徳がドイツで味わった“ショックな出来事”
https://bit.ly/3aiyaHY

 「HSVでは2部だった18/19シーズンなんて10時間練習場に閉じ込められたり、『お前ら街中おいかけまわすからな』という横断幕貼られたり……。」
海外での経験は大きく成長させてくれます。知らない文化に触れて、今までの当たり前が当たり前じゃないことに気づくことが、成長することの大きな一歩ではないでしょうか。

3️⃣小学生以下はヘディング禁止…イギリスでヘディング練習の新ガイドライン発表
https://bit.ly/3cko9Ma

英字ですが、興味のある方はこちらも併せてご覧頂けたらと思います!
FA guidelines: Children to no longer head footballs during training
https://bbc.in/2To4J0a

 遂に新ガイドラインができたようです。具体的な球数まで発表されました。これをもって日本サッカー協会ではどのような判断をするのか興味深いです。

4️⃣【女性にAEDが使われない?】救命に欠かせないAEDですが、「倒れていたのが女性だった」ことを理由に使われない事態が起きています。
https://bit.ly/2wgJ4PK

 一筋縄ではいかない問題。でも、これを解決していかないといけないと思っています。

5️⃣スポーツトレーナーに国家資格なし 「誰でも名乗れる」って本当?
https://bit.ly/32D2B92

 近年は運動指導者の方が差別化を図るために「〇〇トレーナー」と名乗ることが多いように感じます。それもまた一般の方を惑わせる要因なんでしょうね。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

4.海外論文の紹介

▷ Askling CM, et al: Acute hamstring injuries in Swedish elite football: a prospective randomised controlled clinical trial comparing two rehabilitation protocols. Br J Sports Med. 2013 Oct;47(15):953-9
https://bit.ly/32Ee4VO

 2013年にpublishされた「スウェーデンのエリート選手における急性ハムストリング損傷」に関する論文です。Askling博士のハムストリングスに関する論文はとても勉強になることばかりです。こちらもその一つなので、ハムストリングス肉離れに興味のある方はご一読ください。

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

5.編集後記

 皆さんは「やさしい」と言われますか?

昔から「ヨシキはやさしい」と言われており、自分でも素直に受けて止めていたのですが「どうやら誤った受け取り方をしていたようだ!」というお話をしていきます。

 あなたはこのセリフを知っていますか?

「優しさだけでは人は救えないんだ!!人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!!」

これはとある漫画の名台詞の一つです。

 冒頭にも書いたように僕は「やさしい」と言われていました。言われ続けていてなんの違和感もなく過ごしていました。

そして昨日、僕はその意味を知りました。

「やさしい」って漢字で書けば「優しい」が思い浮かびますよね。

でもね、僕のやさしいは、

「易しい」

こっちのやさしいでした。

【 優しい|易しい 】

 前回「間」について書きましたが、この「やさしい」の間には「覚悟」があると思います。

その覚悟には「欲望」「執着」「迷い」があります。

「やさしさ」には妥協もあったり、甘えたり、依存したり、偽善もあります。それは「覚悟」を持たなくても乗り切れることかもしれません。

 だけど、いざ振り返ってみると、覚悟を持った本当の「やさしさ」というのは「自分の無力、叡智の無さを認める勇気」「他者の欲望、執着に打ち勝つ強さ」を持つ人のことを言うのだと気づきました。

 今まで受け取っていた覚悟の決まってないやさしさは、価値の低い易しさであって、僕は勘違いしていました。

「厳しさの中にも愛がある」

これぞ本当の「優しさ」です。

 過去に執着せず、観念して、今これに気づけたことは、大きな意味になるでしょう。そして、この気づきが人生の肥やしになるように実直に生きていきます。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 今週もお読みいただきありがとうございました!「アスレティックトレーナーヨシキのWeekly Review!」は、毎週日曜日に配信しています。ご愛顧のほどよろしくお願いします!

宜しければこちらもフォローしてください!
Twitter Instagram

Copyright©️ 2020 Yoshiki ANZAWA.
All right reserved.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?