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草津町の件で新橋九段さんが主張する責任回避の屁理屈は残念ながら無効であることを説明する

さすがにどんなに「謝ったら死ぬ」人でもここは謝らないとだめなことというのはある。ところが謝ったら負けな人ってのは謝らないで自分の正しさを主張するうちに、認知が歪んでしまう。

どんな状況でも自分が正しくなるよう、「正しく事実を認識する能力」をどんどん退化させてしまうのだ。

今回はそんな感じで「謝ったら死ぬ病」を長い間患い続けた結果、2つの大きな事実誤認と1つの論理ミスですごい滑稽なことになっている新橋九段さんのお話である。


新橋九段さん、完全に詰んでるのにまだ抵抗を続けてて面白い

とはいえ、増田は叩き方が間違っているので、まず擁護から

新橋九段さんは、この期に及んでも尚「声を上げた女性を叩いたのは事実だからセカンドレイプの町は事実だろ」と言い放つ始末。凄いよね。人一人の社会生命を殺そうとして、町の間違った悪評を海外にまで触れ回って風評加害を続けて色んな人間に迷惑をかけて不幸にして、それでも尚居直るのだから。あの事件の影響でショックを受けた名もなき草津の一般人は大勢いるよ。コロナの影響もあって、廃業してしまった人も知ってるよ。本当に怒りしか無いよ。

違う違う。新橋くんは詰んでるのはそこじゃない。
この点については本人が反論してる通り。

新橋くんは説明が下手すぎるのでこちらを引用するが、要するに新橋くんがいいたいのはこういうことだ。

彼らの批判の中心にあるのは「町長がレイプしたこと」ではなく「告発者をリコールしたこと」だ。まさしく「レイプ」ではなく「セカンドレイプ」を批判していたのである。

ここまでは新橋くん、ウソをついてない。

この時点で「すでに2つの重要な事実誤認をしてるけど」それでも、少なくとも新橋くんは、別に黒岩さんを有罪だとかいってたわけじゃない。

新橋九段さんは本人が言う通り、推定無罪の原則を主張していた。そして、彼自身は町長がやったと断定はしていない。これ自体は確かである。この事実だけは擁護として述べておきたい。


但し、所詮新橋九段氏は新橋九段氏。

ダテに何度も凍結されても全く反省しないだけのことはあって、めちゃくちゃ間抜けな失敗をしている。

はっきりいって新橋九段氏の発言は問題だらけである。

「事実誤認の面」(つまり新橋くんは本人は正しいと思ってても事実をただしく認識せず頓珍漢なことを言う人間である)

「イデオロギーの敗北の面」(イデオロギーの面でも間違っており、論理的な組み立てが下手くそな人間である)

という両面から、新橋くんは詰んでいる。これについて解説する。

さすがにここまでやらかしておいて、自分は何も間違ったことは言ってない!と謝罪無しで済ませようと思っているのは相当浅はかだと言える。


いかにして新橋くんは草津の件で詰んでしまったのか

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