フェミニズム界隈の「優しくない世界」の空気がすごく嫌


これって別にそこまで責めるべきことじゃないよね。本来は

これについては

①同じフェミの人から「先生、その発想は古いジェンダーロールですよ」って指摘があって(別にフェミじゃない人でもいいよ)
②それに対して牟田先生が「そうですね。私もまだジェンダーロールに無意識にとらわれちゃうことがあります。気を付けないとですね」って返して
③みんなが「誰でも完璧じゃなくて間違えるときあるよね。そういう間違いについてはそれを認めて直そうとする人には寛容であろうね」ってなればいいだけの話なんだよ。

常識的な人間で構成されてる世界ならそんなに難しいことじゃないと思うんだよ。


もしここで牟田先生が気軽に謝れないなら、周りの人がそれはよくないですよと指摘できないなら、それだけフェミニズム界隈の世界は「優しくない」「反論を許さない世界だ」ということがはっきりわかんだね

自分たちを「無謬で間違いを正す正義の味方」みたいな位置づけにおいて、どんな細かいことも許さないくらいの勢いでいろんなものを批判しすぎたせいでそれが不可能になってるわけ。自分たちが誤ったりミスしたりする時のことを全く考えずに攻撃攻撃攻撃しすぎだから。



どうしてフェミニズムってのは自分が些細な誤りをすることとを想定できないんだ?そういうところがバカだって言われる理由なんだよ。人間と言うものをまるで理解してない非現実的な学問になってるんだよ


あたりまえだけどさ。やられた方は忘れるわけないよね。「お前がそういう細かいことをいうなら、お前はどんな些細なことでもミスしないんだな。したら許さんぞ」って気持ちになっちゃうわけ。

で、そうやって自らハードルを上げたところにこんなわきの甘い発言を平気でやる。

そりゃバカにされるでしょ。当たり前じゃん。ひよこの親子にすらケチつけたんだよ? その人が言っていい発言じゃないってなるよね。


でもさ、それでもここでどんだけ恥ずかしいと思ってもだんまりじゃなくて一言ゴメンって言うべきじゃないの?職業倫理上許しちゃダメな発言だったでしょ?でも自分や身内が言った時はだんまりなの?

私は、それでもここで牟田先生が「今回の件は失言でした。すみません」って一言言ったらみんな許すべきだと思うよ。

何度も言うけど、だれだってこういうミスをすることはあるじゃん。そんなに鬼の首を取ったように騒ぐべきことじゃない。本来であれば。

だから、ここでフェミニズムの実践として「普段フェミニズムの大切さを説いてる人間としてこの発言はダメでした」と言えるなら許すべきだ。そうすることで、今いがみ合ってどんどんどんどンハードルがあがって、お互いにちょっとしたミスでもあげつらって倫理してやろうみたいな不毛な冷戦状態を緩和できる。

それができるのはフェミニズム教授という肩書を持つ人ならではだ。あなたが今回謝れるかどうかは今後においてものすごく重要な意味がある。そして、それをフェミニズム陣営も、反対陣営も受け入れるのであれば、「人は誰でも間違うんだから、あんまり普段から些細なミスで即サドンデスみたいな状態をやめよう」を作っていってほしい。

逆に言うと、ここで牟田先生が謝れないようならいよいよフェミニズムはカルト集団ということになる

自分たちはどんな些細なことも許さない。徹底的に弾圧する。

でも自分や身内が謝った時はだんまり。

そういう姿を見せつけてしまったのであればもうこれは終わりだ。

フェミニズムは自らを「裁判権を持ち自分は罰されないと位置付けている」ということになる。ダブスタとかそういう基準じゃなくて「貴族制度」っていうんだよそれは

そういう姿を見せつけるなら、もういよいよフェミニズムは全く話を聞くに値しないものになる。いくら理念や建前が立派でも、「いやでもお前たち自分のこと貴族と思ってるじゃん。自分たちを上に置いた状態で男女平等だのを主張してもまずお前らが特権階級から降りてこないと話にならんよ」で終わりになってしまう

そういう危機的な状況にあると思ってもらわないとこまる。


牟田先生自身が自分で謝れるならそれでいいし、そうでないなら今回はちゃんと周りで指摘したほうがいい。ここで謝れなかった場合、牟田先生およびそれに対してだんまりだった人たちはシュナムルや安倍総理と同じ扱いになることをちゃんと理解しておいたほうがいい。別に本人がそれでいいならいいけどね。

ほんとに大した問題じゃないのだからさっと謝って終わりにしよう?

そうやって「フェミニストだって間違うことはあるし、そういう時は謝らないといけない」って認めるようになったら、今イキりまくってるフェミニストさんたちもちょっとは慎重になって、まるで「異端審問官」にでもなったつもりの勘違いバカたちもちょっと減って、優しい世界が近づくと思います


人間である以上、誰だって間違うんですよ。フェミニストだって間違う。そいうときに間違いを認めてそれを正して前進していけない人たちは社会的正しさなんか説く資格はない。自分たちが間違う可能性を受け入れて、慎重に自問自答しながら進まないといけない。

フェミニズムは正しくあろうとしているのであれば、まずその前提を認めよう。な?そうじゃないなら、文化大革命をやらかしたあの国のようになろうとしてる危険人物としてしか扱えません。

今回の件はそのくらい大事なことだと思ってもらいたい。


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