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異世界転生者殺し(チートスレイヤー)、権利上の問題以前に単純につまらないんだよね……

ナンデヤネン。

もちろん、読者としては「抗議によって特定の作品が自粛を余儀なくされてつぶされる」ことは絶対に反対。

この作品についても「出版社としてはこの作品を世に出したいと思ってたけど特定の人間の抗議によってつぶされた」という話なら当然擁護したい。


だけれどまぁ。これは表現がつぶされたという話ではないと思ってる。どっちかというと「ハイスコアガール」が一時期連載中止になったのと同じパティーンだろう。

なので、その問題クリアに出来たらまた連載再開すればいいんじゃないですかね。

単純に「許可とらずに、露骨にそうとわかるキャラをだした」ことが問題であり、徹頭徹尾出版社内の権利上の問題だと思うわけで、むしろなんでこれが表現規制と同じ話だと受け取ったのか疑問なくらい。



表現の自由とは関係ないけれど、「チートスレイヤー」はマジで詰まらなさそうな作品でした

それはそれとして、チートスレイヤー、漫画としてありとあらゆる要素がパクリだらけでほんとに面白くないんだよね(絵は上手いと思うので、絵師さんが気の毒でしょうがない)


私がそういうキャラデザインのパクリ指摘とか全然知らずに、ツイッター上で見かけたので読んでみた時の感想がこちら。

文面から見てもキャラのパクリとかは全然指摘してないのわかってもらえるけれど

このマンガはあんまりおもしろくないです。
この「異世界転生者殺し」と比べたらまだ「ヒール」の方が面白いですし、「賢者の孫」を悪役サイドから描いた方がまだ面白いです。そのくらいしょっぱなから「つまらなさそうだなー」っていう印象ですね。

って感じの作品でした。


論理上は権利上の問題をクリアすれば連載再開できると思うけれど、この作品には多分それだけの価値があるとは判断しないと思います。


多分、編集者もやべーなこれ、って思ってたはずなんだけれど「原作者が賭ケグルイの先生だから」という理由で止められなかっただけじゃないかと思います。面白くなくてもある程度知名度で売れると思ってたんじゃないかな。


ともあれ、改めて問題が起きた後チェックしてみたら結果としては内容も詰まんないし「プラス要素よりマイナス要素の方が大きすぎるから打ち切り」って判断はまぁ十分あり得るかなと。

表現規制だの自粛といった問題とは全然関係ないんじゃね?


それにしても、紙面に限りがないから数うちゃあたれで出しまくってるWeb漫画ならともかく「月刊ドラゴンエイジ」でこれはちょっとやってしまいましたなぁ感ありますけどね。「~今更連載中止してももう遅い~」であって編集者仕事してない疑惑出ちゃうのは仕方ない。



それにしても河本ほむらさんは作品の当たり外れのブレが激しすぎじゃね?

ここからが本題。

私、同じ作者さんが原作の「異世界法廷」は期待して買っちゃったんですよね。

結果としてはこれは「チートスレイヤー」ほどではないけれどやはりあんまりおもしろくなかったです。



ちなみに、「賭ケグルイ」の作者さんは他にもいろいろ原作をやっていて結構当たりはずれが激しいです。

これ以外にももう一つカードゲームものみたいなやつも読みましたが……

こっちは「賭けグルイ」に近い感じの題材なので大外しにはならないかなと思ってたらうーんwwwって感じでした。



河本ほむらさん&武野光さんというコンビ体制なのがムラが出やすい理由なのかな?

「賭ケグルイ」自体は本編だけでなく外伝も面白いと思ってる人間なので、なぜこうも連続で外してしまうのかがちょっと不思議。ちなみにこの部分がすごく引っかかってます。

原作は『賭ケグルイ』の河本ほむら&武野光の兄弟コンビ!

武野光で検索するといろいろと作品一覧が出てくるんですが

「武野光」さんが単独で原作を務めてる「麗しきアグリーキャット」の評判がクッソ悪いんですよね。

なんか今回のやらかしは、このあたりの名義問題とかもありそうでちょっと気になってます。







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