Gのレコンギスタアニメ版15話~ ベルリ君、失恋のショックでGセルフで暴れてどんどん状況を悪化させる……
ようやく面白くなってまいりました。
ドレッド部隊の追撃を振り切りながら月の裏側へ向かうメガファウナ部隊。
15話 飛べ、トワサンガへ!
◆ちゃんとコミュニケーションが取れるようになったラライアから話を聞く
トワサンガは「ドレッド家」と「レイハントン家=ヘルメス財団とともにフォトンバッテリーの技術を独占」で分裂し、レイハントン家は滅亡させられたらしい。その生き残りが地球にいるかもしれないということでラライアが派遣された。
ラライアは「レイハントン家の末裔」を探すために地球に降り立った。なおGセルフは軍で不採用になった機体だというが…?その割にはラライア、アイーダ、ベルリしか使えないんだよなぁ
◆ドレッド艦隊が追撃してくる
・「アリンカト」という機体がビーム攻撃を使えるので脅威。
もう15話まで来てるのに、ガンダムORIGINとかと違って、当事者の中に戦争をやってる感じが全然しない
◆ロックパイくん、純朴な青年かと思ったらクリムニック君なみに傲慢なキャラクターよな…。どんだけ地球人を甘く見てんの。
◆ベルリ君はベルリ君で「そっちが攻めてくるんだから…死なないでよ」っていう感じで無邪気な感じ。しかも「当たらなかったんだ!ってことはこちらがやられるんだ」「死ぬんじゃないぞ!撃っちゃうから!」「パイロットは脱出してよ!壊してないんだから!」「僕にライフルを使わせないでください!」ってのんきなことを言ってる。
……ベルリ君は自分がやられるということはあんまり考えてないから恐怖がないのかな、さっきから手加減プレイばかり。なんかなろうのチート主人公のようなフワッとした感じ。しかし自分が技術を開発してるわけではない(ハッパさん頼り)のにこの余裕ぶりはなんかすごい違和感ある。
◆ラライアはモランに乗って出撃
結局このトワサンガへの侵攻にはどういう意味が?
・クリムは、ドレッド艦隊を仲間に引き入れようとしていた(地球での居住権を餌にして)。ドレッド艦隊側はどう思っている?
・トワサンガとも連合する?その場合、だれがだれと戦う?
・とにかくベルリの帰属が不確定(アメリアに身を置きながら、本人はキャピタルガードのつもり)なので何とも。
トワサンガのさびれた港へ到着
・何の警戒もなく市街地に足を踏み入れたニックとミックたちは守備隊にあっさり拘束されてしまう。
・ベルリやアイーダは、「モロイの街」郊外に着地し、ラライアの知り合いであるフラミーと出会う。
16話 ベルリの戦争
・フラミーに案内されて村の中に入る。このあたりは「レイハントン家」 の土地だったらしい。
・レジスタンスグループのロルッカと出会い、いきなり大量の情報を聞かされる。(もうちょっと小出しにできなかったのか…)
◆レコンギスタ作戦とはトワサンガ軍による地球降下作戦。ドレッド家が主導し、レイハントン家は反対していた。レイハントン家滅亡後は、生き残りがレジスタンスとしてレコンギスタ作戦を阻止するために活動していた。
「地球側に戦争を面白がる世代が生まれてきてしまった」のもトワサンガが地球降下作戦を早める理由というが……
◆実はアイーダとベルリはレイハントン家の王家の子孫・・・つまり、シャアとレイラさん?
二人は「ピアリ・カルタ大尉」の指揮のもとに地球に亡命し、捨て子として処理された。
◆Gセルフの正式名称はYG111。地球偵察部隊に対して、「レイハントンコード」を仕込んだ機体を潜り込ませた。これはレイハントン家の血をひくものを探すための仕掛け……。
◆秘密を明かされたアイーダは、Gセルフによって自分の運命を狂わされたことに怒りを示し、レジスタンスたちの使命には理解を示しつつも、それに従うつもりはないことを宣言する。
私は私自身で見つけ出して、自らの手で成し遂げます。時代は年寄りが作るものではないのです。
アイーダはここでしっかりと泣いたり怒りの感情を表に出せてるんだよね、で、それに対してベルリ君は、この場では大きな反応を示せていない。
◆一方、キャピタルガードの「ガランデン」部隊もトワサンガのテリトリーに侵入。(シラノ5)
とりあえず先にキャピタルアーミー側が優先してトワサンガ政府首相と対面する機会を得る。
・キャピタルアーミーはキャピタルアーミーでドレッド艦隊と密約を結んでいる。
・クリム・ニックはクリムニックでドレッド艦隊と密約を結んでいる。
どちらも相手を出し抜いて自分たちを優勢にしようと考えているが、果たしてトワサンガ側はどう考えているか?
という非常にめんどくさい状況に。
っていうか、ニック君はアメリアとか裏切って自分が地球のトップに立ちたいんだね。傲慢バカだと思ってたけど、想像以上にアホな子だった。作品としても作り手側は天才として描いてないよね……?
ベルリ君、さっきは冷静に現実を受け止めてるような感じだったけど、実際にはめちゃくちゃイライラしてた
そして、イライラしてる時に、キャピタルアーミーの「ガランデン」艦がやってきたので我慢できなくなって単騎出撃してガランデンに向かう。
あんなものを生まれ故郷にしろっていうのか!?
ベルリは無策でツッコミ、途中でガヴァン部隊に呼び止められたところ感情に任せて暴れまわる。その結果、ベルリはトワサンガに対して地球側が強大な戦力を持っているのを見せつけてしまう。
ベルリ君、「感情で暴走して足を引っ張る味方」をやりすぎでしょ…。
しかも、戦闘終了後もまるで反省がない。
アイーダさんが姉さんだなんて言われたら、いい加減おかしくなるだろう!?
自分が失恋したショックで周りが全く見えてない上に、そのうっ憤を晴らすために行動しているようにしか見えない。 Gセルフという強大な力を持ったまま感情のママに行動し、反撃をされたら「相手が悪い」といってやり返す。天才というより災害みたいな動きをしてる。
アムロやカミーユも最初はこんな感じだった気はするけど、違うのは周りの大人がベルリを全く制御できていないこと。その怒りを受け止めたり、ブライトさんのようにしかりつける存在が全くいない。ランバラルのような格好いい大人もいない。
これどうすんだほんとに。
見てるこっちとしてはベルリに全く感情移入できてないのでただの駄々っ子が暴れまわってる状況を見せられているようでイラっとするなぁ……。
何が、レイハントンだ!
この描き方も意図的なものだとは思うんだけれど、こちらとしてはさすがにイラっとしてしまったので今日は一旦続き見るの中断。