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「全てを報告してくる人」をどう認識してどう指導すべきかは悩ましいよね…

実際問題として、なんでも報告してくれる人は「かわいい」のですが「厄介」でもありますよね。私も結構悩むなぁ。


まず大前提はこの2つ


ここを他人事だと思ってDomino-Rさんのように「問題点を見つけるのが上手い」人とか、「いい子じゃん。」みたいに評価する人は無責任極まりないと思います。

本人としては報連相を徹底して改善案を出して人一倍仕事してるつもりな可能性が大いにあるので、現状周りからどう評価されてるかをちゃんと面談とかで伝えないうちは止まらなさそう

この手のやつは裁量与えて自分で判断してもいいよって言ってもできないのよ、だからどうでもいいことも聞いてくんのよ、不安を報告して仕事してる気になってんのよ

当たり前だけど、何でもかんでも報告する人間は相手が支払うコミュニケーションコストに無頓着っていうことで、間違いなく10人中9人には嫌われる。

よほど価値がある話ができる人ならいいけれど、そうでないなら、めんどくさい人よりめんどくさくない人のほうがいいのは当たり前。

毎日うざいくらいブログ記事書いてるせいではてなの大部分の人から敬遠されてて埋もれてる私が言ってるのだから説得力あるでしょ(´・ω・`)


なので、一緒のメンバーとしてやっていこうと思っているのであれば、せめて「どういうふうに付き合っていきたいか」はちゃんと示すのが責任ある態度じゃないだろうか。それを「いい子じゃん」って放置しておくのは、無責任だし、その人にとっても残酷なことだと思う。自分がいい人ぶりたいだけじゃんってなる。



じゃあどうやって対処するか。1:「優先度」を認識させて、2:重要でないものを意識して切るというのを訓練してもらう


というわけで対処としてはまずこれ。

「これまで報告してきた事柄を、今後は自分で重要度5~1の五段階に設定せよ」「重要度はそれぞれ20%ずつ割り振れ」「5~2はこれまで通り報告し、1は報告せず自分で判断せよ」まずこれで様子見。次に2も判断を任せる。


報告一つ一つに、丁寧に時間をかけて対応するべし。ただし、ノートに記録を書留めさせること。これが、そういう性格傾向を持っている児童への先生の対処法。5%ぐらいの児童が、このタイプ

優先順位をつけるのも負担が大きいから、少なくともまず1つ「重要度が低いこと」「いうべきでないこと」を意識して我慢するということを目標としてもってもらうと良いと思う。

これができない限り、いくら口で「尊敬してます」とか「貴重なお時間ありがとうございます」といってもそれは口だけとしか思われない。本当に尊敬するとか時間を貴重だと思っていることを伝えるのは、こういう地道な積み重ねだよ、ってのを繰り返し伝えてる。

あんまり伝わってないが、この手の話は、できるようになってから「なるほどそういうことだったのか」とわかる話なので気にはしていない。


>都度の報連相ではなく、毎日30分全ての報告に答える会議体を持つとよい。

>逐一報告させるのではなく、報告したいことをエクセルにまとめさせて、定期的に報告させたらどうだろう。どう対処したかを書かせたら業務マニュアルのできあがり。

定期的な会議体は実際にやってる。ただ「自分でマニュアルとしてまとめてもらう」は負担が大きいので優先順位としては低い。
ただ、その都度メモは取ってもらうようにしたい。マニュアルは個々の項目がある程度理解できた後にようやく着手するくらいでいいと思う


>ISO等準拠の「現代的」な組織は人材移動への対応や、問題発生時の責任明確化のためすべてを文章でルール化する方向。そういった組織にとっては非常に好ましい。

>口頭じゃなくてExcelでも何でもいいけど改善点一覧表みたいなの作ってもらってそれを増田が見るならそこまで時間かからない気もする。大項目、中項目、小項目みたいな割り振りして。重要度も自分で割り振ってもらおう

いいたいことはわかるがこれは定形向けの対処だ。

改善点一覧表っていうのは難しい。文章でいっても本人がどこを指摘されているのかよくわからないから、都度指摘して認識してもらうほうが良いと考えている。

というか「改善点」というとなんか悪いことみたいなのであまり好きじゃない。問題なわけじゃなくて「こういうことを目指すならこういうことを頑張った方がいい」という話であって努力目標だ。

本人がその気にならないなら直させようとしても無理だ。

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