ウクライナの歴史をざっくり確認

市場への影響ばかりを気にしていて、ウクライナの歴史事情自体をあまり把握してなかったので、ざっくりとWikipediaや動画などをみて確認。


ヨーロッパで一番ロシアから受けた被害が大きい国

ポーランド以上に犠牲者が多い。スターリンの頃の大虐殺だけでなくその後もチェルノブイリ原発の被害を受けている。


2014年のクリミア問題

クリミア問題が再燃したのは、2014年のこと。2月18日に首都キエフで「ウクライナ騒乱」といわれる運動が起こります。当時大統領だった親ロシア派のヴィクトル・ヤヌコーヴィチに対して、親EU派が抗議をし、ヤヌコーヴィチはクリミア半島に亡命します。2月27日、クリミア半島で親ロシア派の武装勢力が蜂起。数日で議会、空軍基地、空港などを占領しました。3月2日にはウクライナ海軍が投降し、ロシアに本部を明け渡します。翌日からロシアは、「ロシア系住民の保護」を理由に軍を投入。3月16日には「ロシア編入の是非を問う住民投票」が実施され、96%を超える賛成多数で可決。翌3月17日にクリミアはウクライナから独立し、ロシア編入


ウクライナ東部紛争(ドンバス問題)

ドンバス地方で武装蜂起した親ロシア派勢力は、ウクライナからの独立を宣言。「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」を名乗り、共同で「ノヴォロシア人民共和国連邦」を構成します。クリミア同様ロシアへの編入を求めましたが、ロシアはこれを認めませんでした。国連からも、国家として承認されていません。ただ数千人規模といわれる軍の維持は、親ロシア派勢力だけで賄いきれるものではなく、非公式にロシアが援助している

2015年2月にはドイツとフランスが仲介して「ミンスク合意」が結ばれ、停戦が実現しました。ただその後もたびたび紛争が勃発している


大統領がポロシェンコ(親ロシア)→ゼレンスキー(親アメリカ)になった点が大きい

ゼレンスキーはオレンジ革命マイダン革命などの自由主義革命に肯定的で、ロシア軍の軍事介入後は知名度を持つロシア語圏での反発を恐れず、ウクライナ軍に多額の寄付を行って支援した。一方でウクライナ政府が推進するロシア語文化の弾圧には強く反対し、文化大臣の辞任を求めている。ロシア民族主義とウクライナ民族主義のどちらにも賛同しない中立派として行動し、オリガルヒを筆頭に社会で蔓延する汚職や富の集中も強く批判している。

トランプの頃は、トランプとロシアが仲が良かったので問題にならなかったが、バイデン政権になったあと、バイデンは明確に親ウクライナであり、プーチンはウクライナとアメリカの接近を嫌っていた。

そのため、ロシアがウクライナを再びロシアに従属させようと画策しているというのが今の現状。




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