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東京最低最悪最高の「原液」部分

なんか釘崎みたいな子が主人公でとても良い。

なるほどなー。ちょっとずつ私達でも受け入れられるレベルにアジャストしてきてるのかというのと

後はこの作者さん、田舎が嫌いとかじゃないんだな。

むしろバービー的な思考というか「女(人)の強さや美しさを台無しにするやつが許せない」みたいな感じかもしれない。

なので、自分が守りたい部分が損なわれないならどんな形でも良い。

少しずつ主人公が強くなっていって、
田舎や男をぶっ壊すという路線から、美しいものをみんなでめでたい、応援したいっていう路線になっていったら、多分めっちゃ人気が出る気がする


「EDEN」の後に「オールラウンダー廻」とか描いてた遠藤先生を思い出す。どの作品も好きだけどやっぱりEDENとか短編集が好き…


「Re-TAKE0」など同人誌で地獄を描いてきたきみまるさんが、サンデーでは「電波教師」という同人誌と比べたらぬるま湯みたいな作品を描いてアニメ化してたし。大衆に受け入れられるってのはそういうことかも。

電波教師は青二才さんですら読めるくらい生ぬるいお話だったからな……。あれはあれで嫌いじゃないけれど、わたしがきみまるさんに求めてるのはそういうのではないのだよ……でも、原液は同人誌じゃないと読めないよね。


ブルーピリオドの作者さんも、短編集がよりエグかったし
すごい作者さんって、やっぱり絵がうまいどうこうの前に、「コレを描かずに死ねるか」というリビドーみたいなものが強いんだと思う。


「A10」先生の商業作品を見てもいまいち物足りなかったり、「774」先生が「イジらないで長瀞さん」を描いてるのがどうしても受け入れられなかったりするのだけれど、うまい作品もいいけどやっぱりリビドーが強い作品は何かしら印象に残る感じがする。


みたいなことを考えるとこの増田の解釈はちょっと弱い気がした。


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