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「ミステリと言う勿れ」に対する反応でその人のネットリテラシーがだいたいわかる

私が「ミステリと言う勿れ」にしつこく言及するのは、リテラシーというものを語る上で格好の教材だと思うからです。

「情報占有率」に気をつけないと間違ったことをすぐに信じるようになる。このことをはっきりと示しているのが「ミステリと言う勿れ」なんですね。

切り取りしか見てない人は、情報占有率が「悪い要素」「主人公の変さ」で偏ってる。これマーケティングとしてはありなのですが、SNSの煽り通りに動いてSNSの煽り通りの感想を述べてるだけというのは何の思考もしてないということです。そういう人は自分が何の思考もしてないということに自覚的であるべきです。

「群盲🐘をなでる」という言葉がある通り、群盲になってるひとがあまりに多いんですね。SNSだけで何かを知ったつもりになることの危険性がめちゃくちゃ可視化されている。

この件で適当なことを言ってる人や、わざと偏った情報を流してる人は信用しないほうがよいというのがすぐに分かります。同様にこの件に限らず、なにか一つ自信がある分野があれば、その分野で適当なことを言ってる人は信用しすぎないほうが良いな」と判断できます。パチスロに詳しい人は私がパチスロについて知識がないのはわかるはずです。その時に私がどういう態度を取ってるかがで「知ったかぶりする人なのかわからんことはわからんと言う人なのか」を見てほしい。

人の意見を参考にして自分の思考を節約したいのであれば、面倒でもその都度「この話題についてこの人はちゃんと理解してる人なのか」は見極める努力をしましょう。「なんでも知ったかぶりする人」は全てにおいて浅いことしか言いません。そういう浅い人がわかったような口調でいうことを信用してはいけない。一番駄目なのは、面倒だからといってなんでも「ひろゆき」を参考にしたり「ゆな先生」あたりのいったことを鵜呑みにすることです。

なので、私は私の言ってることが正しいと思ってしまうような読者の人は歓迎してません。常に疑いながら読んで下さい。そのうえで正しいとか面白いと思ったらいいねを押してほしいです。


作品を序盤だけでも読めば嫌でも久能整がだいぶズレている(ポリコレとは程遠い人物である)のは誰でもわかる


わからないのは読んでないからです。読んだ上でそれでもポリコレだと言いたいなら、単純に、その人は、頭が悪いです。

「外形的にポリコレ発言を繰り返すアフロ」という意味でポリコレアフロと言ってるならいいけど、私なら誤解を招くからこの表現使おうとは思いませんね。

SNSで「こいつやべえだろww」と取り上げられている久能整はむしろまともな部分であって、実物の久能整はもっと幼稚です


これは最初の事件のシーンです。
本当に作品を読んだ人なら誰でも目にしているはずです。

こういう感じで、めちゃくちゃひろゆきっぽいんですよ。すごいガキ。


行動原理が「ポリコレ」じゃないこと・ポリコレは口喧嘩で勝つための方便でしか無いこともちゃんと説明されてるんですよ。

繰り返しになるけれど、これ最初の話で明確に語られてるんですよ。 自分の父親への恨みであることを作中の人物が見抜いてちゃんと作品中で言及してるんですよ。


そもそも久能整はいろんなシーンで「アンチポリコレ」な発言してるのに、SNSだけで知ったつもりになってるからそれがわからない。


SNSの切り抜きだけでこの作品を知ってる人以外、久能整が「ポリコレ」を大事にする人間じゃないことなんかすぐわかるんですよ。

2つめのエピソードなんかもっと極端ですよね。

久能整は政治的・倫理的に正しくなければいけないなんて思考は全く持ち合わせてないよ。殺人犯が捕まらずに逃げおおせたあとでもこういうことを言ってるわけでね。
自分さえ良ければポリコレなんか気にしない人物だってのが1話と2話でこの上なく描かれてるのに「ポリコレアフロ」って……

そもそも、ただのガキが議論でマウント取るためだけにポリコレ発言しても作品中で受け入れられないことは繰り返し描写されてる

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