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398. Surge in Pediatric Firearm Injuries Presenting to US Children’s Hospitals During the COVID-19 Pandemic

Iantorno SE, Swendiman RA, Bucher BT, et al. Surge in Pediatric Firearm Injuries Presenting to US Children's Hospitals During the COVID-19 Pandemic. JAMA Pediatr. 2022 Dec 19. doi: 10.1001/jamapediatrics.2022.4881.

銃器による傷害は、米国の小児における傷害関連死亡の主要原因であり、COVID-19パンデミック時には、大量殺傷事件を含む社会的暴力が増加し、この公衆衛生上の危機に対する社会の関心が再び高まっている。2020 年 4 月~2021 年 12 月に受診した患者を,その前年に対応する月(2018 年 4 月~2019 年 12 月)と比較した。パンデミック前の銃創は1815件であったのに対し、パンデミック中は2759件であり、52%増加。銃器による負傷で受診した小児の月の中央値(IQR)は、パンデミック前(86: 76-92)よりもパンデミック中(128: 118-142)で著しく高かった。銃器による負傷をした小児の割合は、非ヒスパニック系黒人の子ども、0~5歳の子ども、公的保険加入者で大きくなった。性別、世帯収入、農村部、地域、死亡率、傷害意図によるコホート間の有意差は認められなかった。

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