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721. Undervaccination and severe COVID-19 outcomes: meta-analysis of national cohort studies in England, Northern Ireland, Scotland, and Wales

Undervaccination and severe COVID-19 outcomes: meta-analysis of national cohort studies in England, Northern Ireland, Scotland, and Wales. Lancet. 2024;403:554-566.

COVID-19ワクチンがフルコンでないとフルコンと比べて差があるのか、イングランド、北アイルランド、スコットランド、ウェールズにおけるコホート研究でポピュレーションベース調査。参加者は5歳以上。
2022年6月1日にワクチンが不完全の人は、イングランドでは45.8%、北アイルランドでは49.8%、スコットランドでは34.2%、ウェールズでは32.8%。年齢が低い人、恵まれない環境にいる人、非白人、合併症が少ない人は、ワクチン不完全の可能性が高かった。合計40,393件の重症COVID-19があり、このうち14.156件がワクチン不完全接種者であった。2022年6月1日に全員が完全接種を受けたときと比較すると、イングランドにおける追跡期間4ヵ月の重症COVID-19の減少は、5~15歳で210、16~74歳で1544、75歳以上で5426と推定された。75歳以上のメタ解析では、推奨より1回少ない場合は相対危険度2.70、2回少ない場合は3.13、3回少ない場合は3.61、4回少ない場合は3.08であった。

ワクチン接種回数が少なくなるごとに重症化率が上がる。

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