見出し画像

437. Use of Wastewater for Mpox Outbreak Surveillance in California

Wolfe MK, Yu AT, Duong D, Rane MS,et al. Use of Wastewater for Mpox Outbreak Surveillance in California. N Engl J Med. 2023 Feb 9;388(6):570-572. doi: 10.1056/NEJMc2213882.

NEJM Journal Watchから。

PCRベースのアッセイを利用して、州の9つの下水道地域の固形廃棄物の沈殿物中に存在するサル痘ウイルス(MPXV)DNA量を測定。結果、MPXVのDNAとその地域で報告されたサル痘症例との間に正の相関があることが確認された。MPXV DNAは9地域すべてで検出され、そのうち5地域は最初の患者報告前または報告から1日以内にMPXV DNAを報告した。サル痘の流行がどうこうではなく、下水が感染症疫学の監視に使えるかも、という報告みたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?