見出し画像

616. Comparison of medical and mental health sequelae following hospitalization for COVID-19, influenza, and sepsis

Quinn KL, Stukel TA, Huang A, et al. Comparison of Medical and Mental Health Sequelae Following Hospitalization for COVID-19, Influenza, and Sepsis. JAMA Intern Med. 2023;183:806-817.

NEJM Journal Watchより

COVID-19、インフルエンザ、敗血症による入院から生還した人は、それぞれその後の心血管障害、神経障害、その他の有害転帰に対して過剰なリスクを負う。入院後のリスクがこれら3つの疾患によってどのように異なるかを調べるためのカナダのオンタリオ州の379,000人の成人患者(年齢中央値75歳)を対象とした集団ベースのコホート研究。COVID-19による入院後のさまざまな転帰の1年リスクを、インフルエンザで入院した患者および敗血症で入院した患者のリスクと比較。COVID-19による入院は、インフルエンザによる入院後のリスクと比較して、入院後1年間の静脈血栓塞栓症の有意な過剰リスク(77%高い)と関連。しかし、COVID-19による入院後1年間の死亡および他のすべての転帰(心血管系および神経系疾患、関節リウマチ、精神的転帰など)のリスクは、敗血症(パンデミック前またはパンデミック中)およびインフルエンザによる入院後1年間のリスクと同程度か、それよりも低かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?