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421. Cooling cities through urban green infrastructure: a health impact assessment of European cities

Iungman T, Cirach M, Marando F, et al. Cooling cities through urban green infrastructure: a health impact assessment of European cities. Lancet. 2023 Jan 31:S0140-6736(22)02585-5. doi: 10.1016/S0140-6736(22)02585-5. Epub ahead of print.

気候変動による地球温暖化と建築環境の拡大が相まって、都市部のヒートアイランド(UHI)の増加が起こり、人々の健康に悪影響を及ぼすと考えられている。都市部のグリーンインフラは、地域の気温を下げることができる。ヨーロッパ93都市において、UHIに起因する死亡負荷と、都市の樹木被覆率を高めることで予防できる死亡負荷を推定。UHI効果による人口加重平均の都市気温上昇は1.5℃(SD 0.5 範囲0.5-3.0)。6700人(95%CI 5254-8162)の早期死亡がUHIの影響に起因し、これは夏季の死亡の4.33%(95%CI 3.37〜5.28)に相当した。樹木被覆率を30%まで増加させると,都市を平均0.4℃(SD 0.2 範囲 0.0-1.3)冷やすことができると推定された。都市の樹木被覆率を30%にすることで、2644人(95%CI 2444-2824)の死亡を防ぐことができると推定され、これは全夏期死亡の1.84%(1.69〜1.97)に相当した。

公園をつくろう。しかし、30%ってのはすごいな、可能か・・・?

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