329. Epidemiology of Norovirus in the First 2 Years of Life in an Australian Community-based Birth Cohort

El-Heneidy A, Grimwood K, Mihala G, Lambert S, Ware RS. Epidemiology of Norovirus in the First 2 Years of Life in an Australian Community-based Birth Cohort. Pediatr Infect Dis J. 2022;41(11):878-884.

生後2年間のオーストラリアの小児における症候性・無症候性ノロウイルス感染の疫学調査。全体の82.8%が胃腸炎、発症率は0.90件 / 小児年; 0.74〜1.09。症候性感染の発生率は小児・年あたり0.39; 0.31〜0.48、生後6~11カ月でピーク(0.58; 0.41〜0.81)。発症率は年齢、保育園の出席率に伴って有意に増加した。症状日誌のデータがある症例のうち39.2%が有症状、そのうち85.4%が嘔吐、35.4%が下痢。有症状の41%が医療を必要とし、そのうち4人が救急外来を受診、1人が入院した。初感染の小児は医療を受けるリスクが2倍(調整リスク比 1.92; 1.01〜3.65)。

ノロウイルス無症候感染多し!そして、下痢ってこんなに少ないもんだったかいな・・・?あと、オーストラリアの入院ブロックハンパないな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?