見出し画像

515. Flu Season Ends Not With a Bang but a Whimper

Flu Season Ends Not With a Bang but a Whimper - Medscape - Mar 13, 2023.

2022-23年のインフルエンザシーズンは、現在は終わっているようである。CDCは、インフルエンザの流行を、「インフルエンザの活動がCDCが定義した『基準値』よりも高い場合」と定義している。この数値は米国の外来患者インフルエンザ様症状(ILI)サーベイランスネットワークで、インフルエンザ様疾患を呈する患者の全外来患者に対する割合で表され、現在、2.5%である。過去6週間、全米の数値は2.6%(2月19日~25日)と2.7%(1月15日~21日)の間で推移し、これまでにないほどインフルエンザシーズンが長引いていた。しかし、2月26日から3月4日までの1週間、インフルエンザ様疾患の外来受診は全受診者の2.4%となり、2022年10月の第1週以来初めて基準値を下回ったことを報告した。当時は、インフルエンザシーズンの開始が早かったため、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)とCOVID-19を含む「トリプルミミック」が懸念された。しかし、インフルエンザシーズンがピークを迎える頃には、RSVの活動はすでに減少に転じ、予想されていたCOVIDの急増が起こらなかったことがCDCのデータで明らかになっている。2022-23年シーズンでは、米国で少なくとも2600万人のインフルエンザ患者が発生し、29万人が入院し、1万8000人が死亡(うち125人は子ども)したと推定されている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?