722. Mortality of Patients With Sepsis Administered Piperacillin-Tazobactam vs Cefepime

Chanderraj R, Admon AJ, He Y, Nuppnau M, Albin OR, Prescott HC, Dickson RP, Sjoding MW. Mortality of Patients With Sepsis Administered Piperacillin-Tazobactam vs Cefepime. JAMA Intern Med. 2024 May 13:e240581. doi: 10.1001/jamainternmed.2024.0581. Epub ahead of print. PMID: 38739397; PMCID: PMC11091820.

嫌気感染の可能性が低い敗血症患者患者におけるバンコ + ゾシン vs バンコ + セフェピムのレトロスペクティブコホート。敗血症患者7569例（男性55％, 年齢中央値 63歳）のうち、4523例がバンコ + ゾシン、3046例がバンコ + セフェピムによる治療を受けた。ゾシンが投与された患者のうち、薬剤の供給不足中に投与されたのが152例（3％）あった。治療群は対照群と年齢、Charlson Comorbidity Indexスコア、Sequential Organ Failure Assessmentスコア、抗生物質投与までの時間に有意差なし。ゾシンは90日後の絶対死亡率の5.0％増加、臓器不全のない日数の2.1日減少、人工呼吸器のない日数の1.1日減少、血管作動薬のない日数の1.5日減少と関連していた。

バンコピム万歳。