297. Baricitinib in patients admitted to hospital with COVID-19 (RECOVERY): a randomised, controlled, open-label, platform trial and updated meta-analysis

RECOVERY Collaborative Group. Baricitinib in patients admitted to hospital with COVID-19 (RECOVERY): a randomised, controlled, open-label, platform trial and updated meta-analysis. Lancet. 2022;400:359-368.

2021年2月〜12月、英国でCOVID-19で入院した患者8156人を、ルーチンケア vs ルーチンケア + バリシチニブ(4mg/日、10日間または退院まで)で無作為割付け。無作為化時点で、参加者の約95%がデキサメタゾンを投与され、呼吸補助(酸素、非侵襲的人工換気、人工換気)を必要としていた。28日目の死亡率は、バリシチニブ群が通常群より低く(12%対14%、年齢調整済み率比0.87)、SARS-CoV-2以外の感染、血栓症、臨床的に重大な出血の割合は、両群で同程度であった。このデータがCOVID-19の入院患者を対象としたJAK阻害剤の過去8件の臨床試験を含む最新のメタ解析に追加され、バリシチニブ(または他のJAK阻害剤)を投与された群の死亡率低下は20%と見積もられた。

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